総合成績は以下の通り。優勝は三重県立伊勢高等学校、2位は岐阜県立岐阜高等学校、3位は滋賀県立膳所高等学校となった。この上位3チームはすべて、3年連続の出場校である。
- 優勝 三重県立伊勢高等学校(三重)
- 2位 岐阜県立岐阜高等学校(岐阜)
- 3位 滋賀県立膳所高等学校(滋賀)
- 4位 愛知県立一宮高等学校(愛知)
- 5位 常総学院高等学校(茨城)
- 6位 大阪星光学院高等学校(大阪)
- 7位 灘高等学校(兵庫)
- 8位 開成高等学校(東京)
- 9位 宮崎県立宮崎西高等学校(宮崎)
- 10位 栃木県立宇都宮高等学校(栃木)
優勝した三重県立伊勢高等学校は、2年生6名、1年生2名で構成されたチーム。キャプテンの岡野将芳君(2年)は記者会見で「Mgホバーレースでは他チームに負けないほど練習をしてきたのに、2位という結果に終わったのが少し不本意。でも総合優勝という成績を残せて満足している」と感想を述べた。
表彰式では、JSTの中村道治理事長が挨拶。「全国大会に出場したことを、高校時代の良き経験として、良き思い出として、将来の夢に向かって大きく一歩を踏み出して欲しい。皆さんの中から、世界トップレベルの研究者、産業界で活躍する開発者、次世代の人材を育成する教育者など、多くの才能が羽ばたいていくことを期待している」とエールを送った。
なお、今回まで過去3回、兵庫県立総合体育館にて実施されてきた全国大会であるが、来年度からは茨城県に会場を移して開催するということが、中村理事長より明らかにされた。場所的には甲子園から離れてしまうものの、新たな地で大会がより進化していくことを期待したいところだ。