フリースタイル部門
- N-TASHIRO/M-TASHIRO/A-WAKA(0.3~0.8m/5~10kg)/工業技術同好会(岡山商科大学附属高校)資料PDFは[こちら] (※棄権)
- イルカロボット(0.55m/1.7kg)/イルカ班(東京工業大学附属科学技術高校)(画像31)
- もるペン!(0.85m/4kg)/もるペン!(東京工業大学附属科学技術高校)資料PDFは[こちら](画像32)
高校競技部門
- 神奈川県立海洋科学高等学校
- 東京工業大学附属科学技術高等学校
- 慶応義塾湘南藤沢中高等部
- 早稲田大学本庄高等学院
このほかデモンストレーションには、鈴木技研の「ResoTechLight」(1.5m/5kg)、ケインパワークラフト開発の「生体拡張自立航行潜水艇UZ101ケインプロトタイプ(通称:Robo-ship II)」(0.7m/20kg)、千葉工業大学CIT-KIS-の「塩ビ艦」(0.5m/12kg)、O.R.Eの「VideoRay Pro4/ HydroView」(0.725m/6.1kg)などが参加した(市販水中ロボットも含まれる)。
ROV部門のトーナメント戦勝者は…
トーナメントはまずROV部門が、1回戦第1試合はSAKURANA2号機 vs SMDネプチューンROV、同第2試合はOYG-KYT vs 教学用ROV Mk-3、同第3試合はDelphinus 2 vs アルゴノートで行われた。第2、第3試合とも同門対決である。そして準決勝第1試合はシードのKPC-ROV 2013 vs 1回戦を勝ち抜いたSMDネプチューンROV、同第2試合は1回戦第2試合の勝者である教学用ROV Mk-3 vs 1回戦第3試合の勝者であるDelphinus 2。そして決勝はSMDネプチューンROV((有)杉浦機械設計事務所チームSMD) vs 教学用ROV Mk-3(慶應義塾大学水中開拓チーム)となり、SMDネプチューンROVが優勝を飾った(動画1)。
SMDネプチューンROVは、サンダータイガー・ジャパンより市販されている水中ラジコン模型の「ネプチューン SB-1 静止潜航潜水艇」を改造した機体だ。ウォータープルーフケースに収納したソニー製ビデオカメラ「アクションカム」を搭載してリアルタイム有線画像伝送を行っており(画像33)、モニターを見ながらの遠隔操縦を行っていた(画像34)。ちなみに画像には、水深と水温もリアルタイムでオーバーレイ表示されるそうである。将来的にはソナーや測距センサなどを充実させ、さらにロボットアームの装備も計画中だそうだ。また、改造で付け加えられたパーツは3Dプリンタで作ったオリジナルである。