ここ数年、書類などの紙メディアをデジタル化する「ドキュメントスキャナ」の普及が加速している。スマートフォンやタブレットデバイス、クラウドサービスの広がりも追い風となり、自分でデジタル化したデータを出先などでも参照するといった使い方が、簡単にできるようになった。そして、個人でも比較的手軽に導入できるドキュメントスキャナとして牽引役を果たしてきたのが、PFUのScanSnapシリーズだ。

そのScanSnapシリーズに、新しくエントリーモデルの「ScanSnap S1100」(以下、S1100)が追加されたので、さっそく紹介していこう。

「ScanSnap S1100」。給紙トレイと排紙トレイをオープンにした状態。上方向に原稿が排出されていく

主な仕様   [イメージセンサ] カラーCIS   [対応用紙サイズ] A4、A5、A6、B5、B6、はがき、名刺、レター、リーガル、カスタムサイズ(最大:216×360mm、最小:25.4×25.4mm)   [読み取り速度] 自動解像度モード:片面7.5秒/枚、ノーマル:カラー/グレー150dpi、白黒300dpi相当:片面7.5秒/枚、ファイン:カラー/グレー200dpi、白黒400dpi相当 :片面7.5秒/枚、スーパーファイン:カラー/グレー300dpi、白黒600dpi相当 :片面7.5秒/枚、エクセレント:カラー/グレー600dpi、白黒1,200dpi相当 :片面35秒/枚   [インタフェース] USB 2.0/1.1   [サイズ/重量] W273×D47.5×H34mm/約350g   [対応OS] Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4/10.5/10.6   [価格] オープン、PFUダイレクト価格は17,800円