Exchange Onlineの試用 - Outlook 2007、IE8、Firefox

「Microsoft Online Services サインイン」が完了して同アプリケーションが起動しているなら、Outlookを再起動することでMicrosoft Online ServicesのExchange Onlineと同期した状態で利用できるようになる。既存のアカウントと衝突しないように別のアカウントを作ってそちらで試験するなり、仮想環境を組み上げるなどして試すと便利だ。

試験の段階で普段使っている環境を使うことはあまりお薦めできない。元に戻す作業が面倒になるためだ。

Microsoft Outlook MSOS連携

IE8からOffice Outlook Web Appsへアクセス

最初のログイン時に設定

IE8から Exchange Onlineを利用

Microsoft Outlookでテストメールを自分へ送信

Microsoft Outlookで受信を確認

Firefox 3.6 on FreeBSDからOffice Outlook Web Appsへアクセスしてメールを確認

Outlook 2007からのメール利用も、IE8からOffice Outlook Web Appsにアクセスしてのメール利用も問題なくおこなえる。Office Outlook Web Appsの方はChromeやFirefoxからも問題なく作業できた。Mac OS XなどWindows以外のOSが混在するような環境でもメールやスケジューラ、コンタクトリストが利用できるのは便利だ。

Microsoftプラットフォームとの親和性

今回はMicrosoft Microsoft Online Services30日間の無料トライアルに申し込んで、特にMicrosoft Exchange Onlineを利用するケースをまとめた。申し込みから試用まで特につまづくことはないだろう。

Microsoft Online Servicesを使ってみて強く感じるのは、やはり既存のMicrosoftプラットフォームとの親和性の高さだ。すでにOutlookを使っているのであれば、次のプラットフォームとしてMicrosoft Online Servicesを検討するというのは自然な選択肢だといえる。

Webアプリケーションとして提供されているサービスは、ほかのOSやブラウザからもアクセスして利用できるところは助かるところだ。開発用にUbuntuをインストールしていたりMac OS Xをインストールしていたりする環境でも、同じようにサービスを利用できる。

すでに大手企業も採用した実績があること考えると、Microsoft Online Servicesのスケーラビリティも心配する必要はなさそうだ。Microsoftユーザーエクスペリエンスを損なうことなくオンラインサービスの活用を模索しているなら、Microsoft Online Servicesはしばらく使って検討に値するサービスといえる。