新しいユーザーアカウントの作成

管理画面を一通りチェックしたら、さっそくユーザーアカウントを追加して使ってみよう。ここではExchange Onlineを使ってメールアカウントを使うことを念頭にして作業をまとめておく。

どのサービスを使うにしろ、ユーザーアカウントの作成は同じだ。アクションから「新しいユーザーの追加」を選択して追加する。特に迷うことはないと思うが、適用できるサービスには注意しておきたい。デスクトップとの同期ができるStandardと、ブラウザからオンラインのみで利用するDesklessは同時には指定できない。StandardにはDesklessの機能も含められているため、Standardをチェックした場合にはDesklessを選択する必要はない。

新しいユーザーの追加

競合するサブスクリプションを選択してのユーザー作成はできない

StandardかDesklessかどちらかを選択

作成したユーザーアカウントリスト一覧

ユーザー側の準備「Microsoft Online Services サインイン」

Desklessでブラウザからのみ利用する場合には必要ないが、Standardを選択してデスクトップアプリケーションと同期するなら、最初の一回だけユーザー側にセットアップが必要になる。まず、Exchanges OnlineをOutlookクライアントで使うならMicrosoft Outlook 2007か2003が必要。推奨されているのはOutlook 2007だ。

同期するために「Microsoft Online Services サインイン」をインストールしてセットアップを実施する。ここでのログインアカウントは先ほど作成したユーザーのアカウントだ。「Microsoft Online Services サインイン」で最初にサインインするとパスワードの変更も求められるので、自分のパスワードへ書き換える。

Microsoft Online Services サインイン

ログイン

最初のログイン時でパスワードを変更する必要がある

利用するアプリケーションを選択

起動しているMicrosoft Online Services サインイン。ランチャーにもなっている

「Microsoft Online Services サインイン」はランチャーにもなっているため、クリックすることで対応するアプリケーションが起動したり、デフォルトのブラウザでアクセスしたりするようになる。