ビルドと実行

これで作業は完了だ。あとはビルドして動かしてみよう。

まずシミュレータ上で動かしてみよう。そのためには、アクティブSDKとしてSimulatorを設定する。プロジェクトウインドウのツールバーに、アクティブSDKというポップアップメニューがあると思うので、そこからSimulatorで始まるものを選択する。または、プロジェクトメニューから設定することもできる。

そして、ツールバーにある「ビルドして進行」ボタンを押す。これでコンパイルが始まる。特に問題がなければ、そのままリンクしてアプリケーションを作成し、シミュレータにインストールして、さらにシミュレータを起動して実行するところまでが自動的に行われる。

アプリケーションが起動したら、文字を入力してみよう。テキストビューの領域をクリックすると、キーボードが出てくる。そのキーをクリックすると、テキストビューに文字が入力される。直接Macのキーボードを使ってもいい。ただし、日本語キーボードは、iPhone SDK 2.2の不具合なのか、うまく動作しないようだ。

Doneボタンを押すと、キーボードが隠される事も確認しよう。これで編集モードから抜けて、テキストを読むことができる。

これで初めてのiPhoneアプリケーションの出来上がりだ。おめでとう!