すでにインターネット上では一部で話題になっていたWindows Mobile 6搭載端末は、今年末に向けて順次市場に投入されることになりそうだ。その1つがSamsungのBlackJack IIで、米AT&Tより独占提供が行われる。BlackJack IIは小型フルキーボードを内蔵したSamsung製ストレート型スマートフォンの後継製品で、GPS機能を内蔵、149ドルの価格となる。また前述のように、2008年にはMobile Device Manager対応のためのアップデートが提供される予定だ。
このほかi-mateからは、「Ultimate 9502/8502/8150/6150」という4種類のWindows Mobile 6端末が発表されている。6150と8150はストレート型の筐体に大型タッチスクリーンを内蔵、8502はフルキーボードを備えたストレート型筐体、9502はSidekickのようなスライド型キーボードを搭載した製品となる。全製品がBluetoothとWi-Fiを標準搭載しており、さらに上位版の9502/8502にはGPS機能が内蔵されている。
MicrosoftからはWindows Mobile 6搭載端末として上記以外に、HTCの「Advantage」「Mogul」「Touch」、T-Mobileの「Wing」、Samsungの「SCH i760」、Motorolaの「Q Music 9m」「SMT5800」「XV6800」などが紹介された。