「ブログ日誌などに対してコメントや感想を書き込んだことがある」のは、30.1%に止まっており、一方「一度もない」のは64.7%に達している。ブロガーと読者の間には、明らかに大きな自己表現意識の差があると考えられる。
ブロガーであるか読者側であるかを問わず、網民としてブログが好きというところに共通点はある。4.2%の網民がブログが「大好き」。「比較的好き」が55.2%。「どちらかと言えば好き」が34.7%などとなっている。
「ブログが好き」な理由として、網民から挙げられているのは、「ブログは自分の感情と考え方を表現するに適している」(48.7%)、「より多くの人とブログで情報を共有したい」(41.6%)、「ブログは友達との交流を深めていくのに役立つ」(40.7%)、「ブログを書けば自分の生活を上手に記録できる」(27.9%)、「ブログを通じてより多くの人と知り合いになりたい」(15.3%)、などである。
「ブログが好きではない」と答えた網民は僅か2.8%。「どちらからいえば好き」の34.7%を合わせても、ブログに対して否定的な態度、あるいはやや消極的な態度の網民は全体の4割にも届かない。「好きになれない」理由としては、「ブログを書く人々の大半が有名になりたがっていたり、何らかの話題で人気を博そうとするから」(36.3%)、「ブログはプライバシーに絡んでくるため、わざわざ他人にみせる必要はないと思う」(32.8%)、「はっきり言えない」(17.2%)、「多くのブロガーがページビューで特定のコミュニティの人気者になりたがっているから」(13.7%)などとなっている。
さて、2007年も8カ月が過ぎようとしているが、中国ブログ界における春夏の最もホットな話題はなんだったのだろうか。