Remember The Milkがオフラインモードになっただろうか。
この状態で、タスクを追加してみる。単純なタスクの追加のみならず、期日や予測時間、タグといったタスクの属性も変更可能だ。
ただし、全ての機能が使えるわけではない。タスクには「場所」という属性があり、オンライン状態であればGoogle Mapsを利用してタスクに関連した場所を指定できるのだが、オフラインでは以下のように利用できない。
というより、オフラインではタスクの登録/検索以外はほとんど使える機能がないと言った方が正しいだろう。とはいえ、ネットワークにつながっていない状態でそれらを行えるのは非常に便利だ。
ネットワークに接続した状態で画面右上の矢印アイコンをクリックし、表示されるポップアップ内の「Go online」というリンクをクリックすると、オンライン状態に移行でき、オフラインで行った作業が全て反映される。
最後に、オンラインで作業している最中にいきなりネットワークを切断してみた。すると、Remember The Milkはそれを自動で検知してオフラインモードに移行した。何かエラーが起きるだろうと期待したのだが良い方に裏切られた。Google Gearsが登場してから間もないというのに、オフラインへの対応は「完璧」のようだ。
今回のレポートはこれで終了だ。感想としては、Remember The Milkはオフラインと非常に相性が良いアプリケーションだった――そんな印象を持った。やはりタスクの登録をオフラインで行えるのは非常にありがたい。オフライン利用を可能にすることで、価値をさらに向上させたアプリケーションの好例と言えるだろう。
他にもオフライン作業と相性の良いWebアプリケーションはいくらでもあるはずだ。例えば、ブログの執筆をオフラインで行えたら非常に便利。サイト制作者は、自分のサイトの付加価値を高めるためにも、真剣にGoogle Gearsの採用を考えるべき時に来ているのかもしれない。