Second Lifeでの結婚は、希望のアバタにウェブサイトの所定のページから申し込み、受諾されれば成立となる。婚約届けの手数料は10リンデンドルで、離婚には25リンデンドルがかかる。この金額は、毎月の使用料を払っているプレミアムユーザーにとっては大きな金額ではない。一方、アカウントを取得しただけで無一文のベーシックユーザーにとっては、何らかの仕事でお金を稼がないと結婚はできない。

ちなみに、10リンデンドルというと、仕事探しに慣れたなら1時間ほどでかせげる金額だが、最初の10リンデンドルはなかなかしんどい。仕事とお金については、別の機会にじっくり見ていきたい。

結婚が成立すると、お互いの名前が、相手のプロフィールのパートナー欄に公開される。

プロフィール欄にはその人を知るための情報が載っている

プロフィールについて少々説明しておこう。プロフィールでは自己紹介のみならず、客観的な情報も他のユーザーに知らされる。写真やAbout(自己紹介欄)は自身で作成する。Ratingは、他のユーザーが態度や技術などをプラスに評価した数で、Rating項目中のGivenは、このユーザーが他の人を何回レイティングしたかが記される。

こういった情報があるので、プロフィールを見ると、この人は2カ月前に参加したフランス人で、レイブが大好きで親切そうね、といったことがわかるのだ。