EclipseにおけるTomcat 6.0の設定

Tomcat 6.0用の設定を追加するには、Project Explorer上で右クリックして[New]→[Other]と選択する。そして図15のように「Server」を選択して[Next]をクリックする。

図15 Serverを選択

続いてサーバの種類を選べるので、図16の一覧から「Tomcat 6.0」を選択する。[Next]をクリックし、図17のようにTomcatのインストールディレクトリ指定して[Finish]をクリックすれば設定は完了だ。なお、この作業はプロジェクトを実行するときに行うこともできる。

図16 Tomcat 6.0を選択

図17 Tomcatのインストールディレクトリを指定

それでは、試しにプロジェクトを作成して先程と同じサーブレットプログラムを実行させてみよう。プロジェクト名は「Tomcat6Sample」とし、図18のようにしてTomcat 6.0を使用するように設定する。HelloServlet.javaとweb.xmlはNetBeansのときと同じ内容でよい。ファイルの構成は図19のようになる。Eclipse 3.3ではProject Managerのツリー構成が3.2以前から若干変更されて見やすくなっている。

図18 Tomcat6Sampleの実行環境を設定する

図19 ファイルの構成

プロジェクトを実行すると図20のように実行するサーバを選択できるので、先程設定したTomcat 6.0のものを選べばよい。

図20 Tomcatを選択

無事実行されれば、Eclipse内蔵のブラウザで図21のように表示されるはずだ。

図21 サンプルプログラムの実行結果