スリム型だがメンテナンス性と一定の拡張性を確保

mouse SL8[Windows 11]」はスリム型デスクトップPCだが、メンテナンス性、一定の拡張性を確保。メモリスロットは4スロット中2基が使用されているが、換装すれば最大64GBのメモリを搭載可能だ。M.2スロット2基は使用済みなので、ストレージを装着する際には2.5インチのSSD/HDD、または3.5インチHDDを選択することになる。2.5型の拡張ストレージベイは2基、3.5型拡張ストレージベイは2基分の空きがあるので、最大4台のストレージを内蔵できるわけだ。

なおPCI Express x16拡張スロットが1基空いているので、グラフィックスボードを装着可能だが、高さが足らないので「ロープロファイル」対応製品から選択する必要がある。ただしグラフィックスボードを装着した場合には、マウスコンピューターの保証を受けられなくなる可能性がある点には注意してほしい。

  • 本体背面のネジを3本取り外すと、カバーを開いて内部にアクセスできる

  • マザーボードはMicro ATXサイズ。メーカーはASRockだ

  • AMDの標準CPUクーラーが装着されている

  • メモリスロットはDIMMタイプで8GB×2が装着済み。最大64GBを搭載可能だ

  • 拡張スロットはPCI Express x16が2基(うち1基はx4動作)、PCI Express x1が1基用意されている。M.2スロットは2基設けられているが、SSDとWi-Fi+Bluetoothカードで使用済みだ

  • 本体前面上側には2.5型の拡張ストレージベイを用意

  • 本体前面下側には3.5型の拡張ストレージベイを用意

  • 電源は300W(80PLUS BRONZE)を標準搭載。カスタマイズ購入時に400W(80PLUS BRONZE)も選択可能

  • 本体前面に8cmの空冷ファンが装着されている

  • 空冷ファンの前にはホコリ混入防止ネットが内蔵されており、抜き出すだけで簡単に清掃できる