マウスコンピューターのスリム型デスクトップPC「mouse SL8[Windows 11]」。本製品はCPUに「AMD Ryzen 7 5700G」を搭載。幅約100mの薄型ボディを生かして、デスク上でもコンパクトに設置できるのが特徴だ。また専用設計のワイヤレスキーボードとマウスが同梱されているので、ケーブルで卓上が散らかることもない。

今回は本製品のプレミアムモデルを借用したので、基本スペック、拡張性、メンテナンス性、パフォーマンスなどについてレビューしていこう。

  • マウスコンピューター「mouse SL8(プレミアムモデル)[Windows 11]」、直販価格114,800円(税込)~

  • 標準搭載でマウスコンピューターオリジナルのキーボードとマウスが同梱されているのだが、ワイヤレス仕様に変更されたようだ

8コア16スレッド、3.80~4.60GHz動作のRyzen 7 5700Gを搭載

「mouse SL8[Windows 11]」はOSに「Windows 11 Home 64ビット」、CPUに「AMD Ryzen 7 5700Gプロセッサー」(8コア16スレッド、3.80~4.60GHz)を採用。メモリは16GB(DDR4-3200、DIMM、8GB×2、最大64GB)、ストレージは512GB(NVMe)を搭載している。

インタフェースはUSB 3.1 Type-C(背面×1)、USB 3.1 Type-A(背面×1)、USB 3.0 Type-A(背面×4、前面×2)、USB 2.0 Type-A(背面×2)、HDMI(背面×1)、DisplayPort(背面×1)、D-Sub(背面×1)、SDメモリーカードスロット(前面×1)、マイク入力(前面×1、背面×1)、ヘッドフォン出力(前面×1)、ラインイン(背面×1)、ラインアウト(背面×1)を装備。

本体サイズは約W100×D390×H365mm、重量は約6.2kg。基本的には縦置きだが、シールタイプのゴム足が4つ付属しており、横置きにも対応している。

なお、上記は標準構成のスペック。マウスコンピューターの直販サイトから購入する際には、OSはWindows 11 Home/Windows 11 Pro/Windows 10 Pro、メモリは16GB/32GB/64GB、ストレージは512GB/1TB/2TB、光学ドライブはなし/DVDスーパーマルチドライブ/Blu-rayディスクドライブ、電源は300W/400Wなどから選択可能。またCPUグリスも標準CPUグリス/シルバーグリス/ダイヤモンドグリス/Thermal Grizzly Kryonautなどから選べる。こだわりのスペックでマシンを組み立てられるわけだ。

  • 本体前面にはSDメモリーカードスロット×1、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、USB 3.0 Type-A×2を用意。電源ボタン、ステータスランプ、光学ドライブ用スロットなども配置されている

  • 本体背面にはHDMI×1、DisplayPort×1、D-Sub×1、Mini DIN 6ピン×1、USB 2.0×2(右側端子は常時給電対応)、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、USB 3.0 Type-A×4、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応有線LAN×1、マイク入力×1、ライン出力×1、ライン入力×1を装備

  • 右側面。横置きの際には四隅のくぼみにシールタイプのゴム足を貼り付ける

  • 左側面。CPUとPCI Express x16スロット付近には冷却口が設けられている

  • 本体天面にも冷却口を用意

  • 本体底面にはバータイプのゴム足が装着されている

  • パッケージには本体以外に、キーボード、マウス、キーボード&マウス用USBドングル、単3電池×1(マウス用)、単4電池×2(キーボード用)、電源ケーブル、説明書類が同梱

  • 今回はiiyamaブランドの27型ディスプレイ「ProLite XUB2792HSU」を一緒に借用した。27型ディスプレイと並べてみると、「mouse SL8[Windows 11]」のコンパクトさが際立って見える