HシリーズのCore i7とGeForce RTX 3060を搭載
「G-Tune E5-165J」は、CPUとして8コア16スレッドのIntel Core i7-11800H プロセッサーが採用されている。動作周波数は2.3GHz(最大4.6GHz)で、ゲーミングノートPCではお馴染みのハイエンド向けCPUだ。
グラフィックスは最新世代のミドルクラスdGPUであるGeForce RTX 3060 Laptop GPUが搭載されている。フルHDならある程度重めのバトルロイヤルゲームも快適に楽しめる性能を持っており、画像・動画編集なども快適に行うことができる。
このほか、メモリは32GB(16GB×2のデュアルチャネル、DDR4-3200)、ストレージはNVMe対応の1TB M.2 SSDが搭載されている。
JeSU公認PCということで、FPSなどのシューティング系ゲームの場合、グラフィックス設定を最低ランクにした状態で、最低120FPS以上出せることは検証済みだそうだが、一体どれくらいのパフォーマンスなのだろうか。そこで今回は、その性能をチェックするため「CINEBENCH R23」「PCMark 10」「3DMark」「CrystalDiskMark」などのベンチマークソフトでスコアを測ってみた(なお、本製品はプリインストールされているユーティリティ「Control Center」で動作モードを変更できるが、今回は「パフォーマンス」モードに設定して計測している)。
まず、CPUの性能を測る「CINEBENCH R23」は、次の結果になった。
CINEBENCH R23 | |
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CPU(マルチコア) | 11159pts |
CPU(シングルコア) | 1500pts |
8コア16スレッドの高性能CPUを搭載しているだけあって、マルチスレッド性能は非常に高い。またゲームアプリのパフォーマンスに影響するシングルスレッド性能も高く、安定した動作が期待できる。
続いて、PCの総合的なパフォーマンスをチェックするため「PCMark 10」を実行してみた。
PCMark 10 | |
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総合スコア | 6405 |
Essentials | 9244 |
Productivity | 8361 |
Digital Content Creation | 9227 |
快適に動作する目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブアプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、本製品はいずれも大きく超えている。普段使いはもちろんだが、動画編集などの重めの作業も快適に行えることがわかる。
次に、グラフィックス性能を測るため「3DMark」も試してみた。
3DMark Time Spy | |
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Time Spy score | 8534 |
Graphic score | 8349 |
CPU score | 9768 |
3DMark Time Spy Extreme | |
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Time Spy score | 4030 |
Graphic score | 3983 |
CPU score | 4321 |
3DMark Fire Strike | |
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Fire Strike score | 19111 |
Graphic score | 21638 |
Physics score | 23852 |
Combined score | 8791 |
3DMark Fire Strike Extreme | |
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Fire Strike score | 10033 |
Graphic score | 10330 |
Physics score | 24057 |
Combined score | 4802 |
3DMark Fire Strike Ultra | |
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Fire Strike score | 5276 |
Graphic score | 5117 |
Physics score | 23636 |
Combined score | 2733 |
このうちWQHD解像度のベンチマークテストを見てみると、DirectX 12ベースのTime Spyでグラフィックススコアが8000以上、DirectX 11ベースのFire Strike Extremeが10000以上となっている。ある程度重いゲームでも、フルHDはもちろん、WQHDでも十分快適にプレイできることがわかる。人気バトルロイヤルゲームの「Apex Legends」ならWQHDで85~90fps以上のフレームレートが出せる判定だ。
そこで、実際に「Apex Legends」をプレイしてパフォーマンスをチェックしてみた。なお、「Apex Legends」はビデオ設定が最高になるように変更し、トレーニングモードをプレイして、「Fraps」でフレームレートをチェックしている。
「Apex Legends」によるベンチマーク結果 | |
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解像度 | 平均フレームレート |
フルHD | 168.053fps |
WQHD | 121.804fps |
結果を見てもわかるように、WQHD解像度でも本製品の高リフレッシュレート液晶の性能を生かしながら、ゲームを楽しむことが可能だ。
最後に「CrystalDiskMark」でストレージの性能も測ってみた。試用機には1TBのSSD(PCIe Gen3×4)が搭載されていたが、その高速さがわかる結果になった。なお、BTOではより高速なPCIe Gen4対応ストレージを選択することもできる。リード6500MB/s以上と倍以上の速度なので、ゲームのロード時間などを少しでも短くしたい場合は検討してみるといいだろう。
CrystalDiskMark | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 2454.43MB/s |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1979.65MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 1857.14MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1967.08MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 337.33MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 361.81MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 50.92MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 136.28MB/s |
マグネシウム合金を採用して薄型軽量と高剛性を両立したボディに、15.6型高リフレッシュレート液晶ディスプレイや、8コア16スレッドの高性能CPU、最新世代のdGPUなどを搭載した「G-Tune E5-165J」。直販サイトでは252,780円(税込)~という価格で販売されているが、その実力を考えるとコストパフォーマンスはかなりよいといえる。日常用途にも使いやすいデザインなので、高性能なゲーミングノートPCを探しているゲーマーはもちろん、プライベートからビジネスまでマルチに使える高性能なノートPCを探している人にも、ぜひ注目してほしい製品だ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | G-Tune E5-165J |
ディスプレイ | 15.6型WQHDノングレア(2,560×1,440) |
CPU | Intel Core i7-11800H プロセッサー |
メモリ | 32GB DDR4-3200 SO-DIMM |
M.2 SSD | 1TB(NVMe) |
チップセット | Intel HM570 |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Laptop GPU |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
LAN | 2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応LAN、 Intel Wi-Fi 6 AX201(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+ Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN |
インタフェース | Thunderbolt 4(背面Type-C×1)、USB 3.1(左側面Type-A×1)、 USB 3.0(右側面Type-A×2) |
サイズ | W355.5×D236.7×H20.6mm(折り畳み時/突起部含まず) |
重量 | 約1.73kg |
バッテリー 駆動時間 |
約6.0時間 |
価格 | 252,780円(税込)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2022/3/22(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
© 2022 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.
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