Webコンテンツなどの色調整などにも利用できる広色域

G-MASTER GB2766HSU-1A」にはVA方式の液晶パネルが採用されている。色域は公表されていないが、カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で計測したところ、sRGBカバー率99.7%、sRGB比121.1%という値を確認できた。本製品は広色域を売りにしてはいないが、Webコンテンツなどの色調整などにも利用できる広色域を備えている。

  • 実測したsRGBカバー率は99.7%、sRGB比は121.1%

  • VAパネルは締まった黒が特長

  • 左右各89度、上下各89度の視野角がうたわれているだけに、実用十分な視認性が確保されている

設定メニュー(オンスクリーンディスプレイメニュー)は、ほかのiiyamaディスプレイと同様に非常に充実しており、「ピクチャー調整」「入力選択」「オーディオ設定」「ユーザー設定の保存」「カラー設定」「画像調整」「言語」「設定メニュー」「表示情報」「リセット」などの項目が用意されている。

AMDのRADEONシリーズのグラフィックスを使っているユーザーが、ゲームプレイの際にマストで利用したいのが、「AMD FreeSync Premium」。ゲームのフレームレートとディスプレイのリフレッシュレートがずれていると生じる、ちらつきやティアリングを低減してくれる機能だ。デフォルトで有効になっているが、ゲームプレイの前に念のため確認しておこう。

  • ディスプレイ背面には、電源ボタン、ナビゲーションボタン、セキュリティーロックスロットを用意。ナビゲーションボタンを押すと設定メニューが表示され

  • 設定項目は多岐に渡る。長時間ゲームをプレイするのなら、まずはゲーム画面を表示した状態で輝度を下げる設定から試してみよう

  • 「AMD FreeSync Premium」は、AMD製GPUを搭載していれば利用できる。基本的には有効に設定しておこう