Ryzen 9 5900HXはクリエイティブワークにも十分活用できるパフォーマンス
最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 10 v2.1.2525」、3Dベンチマーク「3DMark v2.22.7334」、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23.000」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」を実施した。
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今回のベンチマークは「Control Center」で、動作モードを「パフォーマンスモード」、「ターボモード」を有効にして実施している
| PCMark 10 v2.1.2525 | |
|---|---|
| 総合 | 6746 |
| Essentials | 10075 |
| Productivity | 9022 |
| Digital Content Creation | 9167 |
| 3DMark v2.22.7334 | |
|---|---|
| Time Spy | 8576 |
| Fire Strike | 18399 |
| Port Royal | 5044 |
| Wild Life | 36745 |
| CINEBENCH R23.000 | |
|---|---|
| CPU(Multi Core) | 12949 pts |
| CPU(Single Core) | 1474 pts |
| CrystalDiskMark 8.0.4 | |
|---|---|
| 1M Q8T1 シーケンシャルリード | 2245.975 MB/s |
| 1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1160.531 MB/s |
| 1M Q1T1 シーケンシャルリード | 1778.270 MB/s |
| 1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1155.745 MB/s |
| 4K Q32T1 ランダムリード | 401.514 MB/s |
| 4K Q32T1 ランダムライト | 346.754 MB/s |
| 4K Q1T1 ランダムリード | 51.683 MB/s |
| 4K Q1T1 ランダムライト | 129.013 MB/s |
まず「PCMark 10」の結果だが、同アプリの指標「Gaming PC(2020)」の「6739」をわずかに上回る「6746」というスコアを記録した。また「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)も12949 ptsを記録している。8コア16スレッド、3.30～4.60GHz動作のRyzen 9 5900HXを搭載しているだけに、クリエイティブワークにも十分活用できるパフォーマンスだ。
3D性能については、「3DMark」のTime Spyで「8576」、Fire Strikeで「18399」、Port Royalで「5044」、Wild Lifeで「36745」を記録した。Time Spyで算出されたフレームレートの推定値は、「Battlefield V」で「85+FPS」、「Apex Legends」で「95+FPS」、「GTA V」で「50+FPS」、「Fortnite」で「70+FPS」、「Red Dead Redemption 2」で「30+FPS」だ(すべて1440p Ultra設定時)。一部ゲームでは解像度、画質設定が必要だが、GeForce RTX 3060 Laptop GPU搭載ゲーミングノートPCとしては順当な結果といえる。
ストレージベンチマークは、シーケンシャルリード(1M Q8T1)で2245.975 MB/s、シーケンシャルライト(1M Q8T1)で1160.531 MB/sという値を記録した。
処理性能、高速ディスプレイ、携帯性の3要素のバランスが取れたゲーミングノートPC
「G-Tune E5-165-R9」は、Ryzen 9 5900HXとGeForce RTX 3060 Laptop GPUが組み合わされており、多くのゲームを快適にプレイできるパフォーマンスを備えている。またディスプレイもWQHD(2560×1440ドット)、最大リフレッシュレート165Hzとゲーミング用途にピッタリな仕様。さらに約1.73kgとゲーミングノートPCとしては軽量な部類に入るので、持ち運びも容易だ。パフォーマンス、高速ディスプレイ、携帯性の3要素のバランスが取れたゲーミングノートPCを探しているのなら、ぜひ候補に加えていただきたい一台だ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
| メーカー | マウスコンピューター |
|---|---|
| 型番 | G-Tune E5-165-R9 |
| ディスプレイ | 15.6型フルHDノングレア(WQHD、2,560×1,440) |
| CPU | AMD Ryzen 9 5900HX |
| メモリ | 16GB DDR4-3200 SO-DIMM |
| M.2 SSD | 512GB(NVMe) |
| チップセット | － |
| 光学ドライブ | － |
| グラフィックス | GeForce RTX 3060 Laptop GPU |
| OS | Windows 11 Home 64ビット |
| LAN | 2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応LAN、 Intel Wi-Fi 6 AX200(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+ Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN |
| インタフェース | USB Type-C 3.1(背面×1、画面出力対応)、 USB Type-A 3.1(左側面×1)、USB Type-A 3.0(右側面×2) |
| サイズ | W355.5×D236.7×H20.6mm(折り畳み時/突起部含まず) |
| 重量 | 約1.73kg |
| バッテリー 駆動時間 |
約6.0時間 |
| 価格 | 219,780円(税込)～ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2022/3/4(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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