没入感の高い液晶ディスプレイと打ちやすいキーボードを搭載
「mouse K7」の液晶ディスプレイは、17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)で、ノートPCとしてはかなり大型のパネルが採用されている。一般的な15.6型ディスプレイよりさらに23%ほど画面が大きいため、細かい文字や写真のディテールなどがとても確認しやすい。ノングレア液晶のため映り込みが少なく、日中の窓際や明るい照明の下でも画面が見やすいのもメリットだ。
ナローベゼルデザインを採用しているため、画面周囲のベゼル(枠)が目立たず、没入感が高いのも本機のディスプレイの特徴。実際に文書作成や動画視聴などに使用してみたが、作業内容や映像に集中しやすかった。
視野角が広く、色再現性やコントラストも良好で、静止画や動画もきれいに表示される。特定の色が強く出るようなクセも感じられず、ナチュラルな発色だ。外部出力端子だけでなく画面表示部分から見ても、写真のレタッチなどクリエイティブ系の用途に十分使えそうだ。
キーボードはキーピッチが約19mmで、キーストロークも約1.8mmと適度な深さがあるためタイピングはかなりしやすい。しかもキーとキーの隙間が大きめで、間違って隣のキーを一緒に押してしまうようなミスが起きにくいのも好印象。テンキーが標準搭載されているのも評価できるポイントで、表計算ソフトなどを使う際に数値入力がとてもスムーズだった。
ちなみにキーボードはバックライトも内蔵されているが、明るさを調整できるだけでなく、発光色も15色から選べる。仕事やゲーム、動画視聴など、用途ごとにライトのオンオフやカラーを変更すると、気持ちの切り替えに役立ちそうだ。
タッチパッドはクリックボタン一体型で、操作スペースがかなり広め。精度も高く、カーソルの移動やマルチタッチジェスチャー、スクロールなどがしやすく使いやすかった。