144Hz液晶ディスプレイとRGBバックライト付きキーボード
FPSやTPSのような動きの激しいゲームをプレイする際に、できれば用意したいのが高リフレッシュレートのディスプレイ。一般的な60Hzのディスプレイだと把握しづらい敵の動きも読みやすく、エイムなどもやりやすくなるからだ。PS5やXbox Series Xなどの家庭用ゲーム機は120Hzまでの出力しか対応していないが、PCの場合はグラフィックスチップやディスプレイしだいで、それを超えるリフレッシュレートも実現できる。そのため、勝ちにこだわるゲーマーがPCでのゲームプレイを好む、理由のひとつにもなっている。
「G-Tune P5-144」の内蔵ディスプレイは、最大144Hzまでのリフレッシュレートに対応しており、別途外付けのゲーミングモニターなどを用意しなくても、手軽にヌルヌルした滑らかな映像でゲームを楽しむことが可能。カーソルの動きやスクロールなども滑らかなため、普段使いでも目が疲れにくいなどのメリットが得られる。
ディスプレイは狭額縁で映り込みの少ないノングレア(非光沢)パネルを採用しており、没入感が高くゲームの画面に集中しやすい。視野角が広く色再現性も高いため、ゲームの美しいグラフィックスを十分味わいながらプレイすることが可能だ。
キーボードはテンキー付きで、キーピッチは約19mm、ストロークは約1.8mmが確保されている。キーを押したときのレスポンスもよく、打鍵音も控えめなので、長時間でも気持ちよくタイピングできる。このキーボードにはRGB LEDバックライトが内蔵されており、プリインストールされているユーティリティ「LED Keyboard Setting」を使うことで、好みの色や明るさにカスタマイズ可能。複数のゾーンに分けて、それぞれLEDの色を変えるようなことはできないが、ゲーミングキーボードらしい雰囲気は十分味わえる。
タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプ。操作スペースが広く、細かいカーソル移動やマルチタッチジェスチャーなどは、かなりやりやすいと感じた。