気になるパフォーマンスは?

最後にパフォーマンスをチェックしよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 10 v2.1.2523」、3Dベンチマーク「3DMark v2.20.7256」、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23.200」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」を実施した。結果は下記の通りだ。

PCMark 10 v2.1.2523
総合 7135
Essentials 10450
Productivity 8923
Digital Content Creation 10572
3DMark v2.20.7256
Time Spy 9392
Fire Strike 22757
Port Royal 4390
Wild Life 59880
CINEBENCH R23.200
CPU(Multi Core) 12729pts
CPU(Single Core) 1330pts
CrystalDiskMark 8.0.4(SSD)
1M Q8T1 シーケンシャルリード 2246.409 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト 1158.039 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード 1954.561 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト 1156.084 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 546.897 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 443.436 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 66.059 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 157.621 MB/s

まず総合ベンチマーク「PCMark 10 v2.1.2523」だが、総合スコアは7135を記録している。参考にPCMark 10の「Premium gaming PC(2020)」のスコアが7163となっており、スコア差はわずか28だ。

次に3Dベンチマーク「3DMark v2.20.7256」だが、Time Spyで9392、Fire Strikeで22757、Port Royalで4390、Wild Lifeで59880を記録した。

余談にはなるが、Fire Strikeで算出されるフルHDでゲームをした際の推定フレームレートを見てみると、「Battlefield V」が120+ FPS、「Apex Legends」が140+ FPS、「GTA V」が90+ FPS、「Fortnite」が145+ FPSとなっている。フルHD解像度でゲームをプレイするなら、リフレッシュレート120Hz以上のディスプレイも合わせて用意できると、本製品の本領を発揮できそうだ。

CPUベンチマーク「CINEBENCH R23.200」のCPU(Multi Core)は12729ptsを記録。最新3Dゲームだけでなく、クリエイティブ系アプリも快適に動作させられるパフォーマンスを備えている。

ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」は、1M Q8T1 シーケンシャルリードで2246.409 MB/s、1M Q8T1 シーケンシャルライトで1158.039 MB/sとなった。実用上問題はないが、より高速なM.2 SSDをカスタマイズ項目として用意してほしいところだ。

コストパフォーマンスに優れるミニタワー型ゲーミングデスクトップPC

G-Tune EM-Z-6600XT」は、「Core i7-10700KF」と「Radeon RX 6600 XT」を設置性に優れるミニタワー型のシャーシに搭載し、186,780円(税込)~と手頃な価格を実現している。初めてのゲーミングデスクトップPCとして、ぜひ購入候補に加えていただきたい一台だ。

レビュー製品の詳細はコチラ

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 G-Tune EM-Z-6600XT
CPU Intel Core i7-10700KF
メモリ 16GB DDR4-3200 DIMM
M.2 SSD 512GB(NVMe対応)
HDD
チップセット Intel Z490
光学ドライブ
グラフィックス Radeon RX 6600 XT
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、
Intel Wi-Fi 6 AX201(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+
Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN
インタフェース USB 3.1×2(背面 Type-C×1/Type-A×1)、
USB 3.0×6(前面 Type-A×2、背面 Type-A×4)
サイズ 約W194×D411×H400mm(突起物含む)
ディスプレイ
価格 186,780円(税込)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2021/10/22(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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