「G-Tune EM-Z-6600XT」の中身の作りをチェック

中を見ていこう。「G-Tune EM-Z-6600XT」は、ミニタワー型のシャーシを採用。マザーボードはMicro ATXが使われている。組み立て方としては背面へのケーブルマネージメントが徹底されており、左側面を開けたときのケーブルの露出は最低限に抑えられ効率的にエアーが流れていきそうだ。

メモリは2スロット空きがあるので増設は容易。ストレージもケーブルさえ用意すれば増設の難易度は低い。ただしM.2 SSD用のスロットは2つあり、そのうち空きスロットは1つのみがなので、足りない方は余裕のある容量を最初からカスタマイズして搭載しておきたい。

ミニタワー型ながら比較的、中のスペースには余裕があるのでメンテナンス性はいい。3カ月に一度両面のパネルを開けて、エアダスターなどでホコリを飛ばせば、快調に働き続けてくれるはずだ。

  • 上部のネジを2つ外すだけで左側面のパネルを開ける

  • 標準のCPUファンはオリジナルサイドフローCPUクーラー(9cmファン、ヒートパイプ式)。2種類の水冷CPUクーラーも選択可能。またCPUグリスも4グレードから選べる

  • メモリは16GB(DDR4-3200 DIMM)を搭載。8GB×2構成で搭載されており、最大64GBまで増設可能だ

  • M.2 SSDは「Micron_2210_MTFDHBA512QFD」が搭載されていた。ただし出荷時期によってストレージは変更される可能性がある

  • グラフィックスボードには「AMD Radeon RX 6600 XT」(GDDR6 8GB)を搭載。単体でも89,000~99,000円ぐらいで販売されている高価なパーツである

  • Wi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5機能はインテル製Wi-Fi/Bluetoothモジュール「AX201NGW」によって提供されている

  • 上面に3.5インチ×1、下面に2.5インチ×2が取り付けられます

  • デフォルトの電源は700W電源(80PLUS BRONZE)

  • 前面と底面から吸気し、CPUとグラフィックスボードを冷やし、背面から排気するエアフローだ

  • こちらは右側面。丁寧にケーブルがまとめられている