最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 10 v2.1.2506」、3Dベンチマーク「3DMark v2.16.7117」、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23.200」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.1」を実施した。下記がその結果だ。
PCMark 10 v2.1.2506 | |
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総合 | 6792 |
Essentials | 10108 |
Productivity | 8494 |
Digital Content Creation | 9903 |
3DMark v2.16.7117 | |
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Time Spy | 8985 |
Fire Strike | 19999 |
Port Royal | 5092 |
CINEBENCH R23.200 | |
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CPU(Multi Core) | 12535 pts |
CPU(Single Core) | 1313 pts |
CrystalDiskMark 8.0.1(SSD) | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 2115.598 MB/s |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 1400.131 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 2065.390 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 1336.989 MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 522.725 MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 437.425 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 49.335 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 139.353 MB/s |
CrystalDiskMark 8.0.1(HDD) | |
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1M Q8T1 シーケンシャルリード | 200.572 MB/s |
1M Q8T1 シーケンシャルライト | 194.778 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルリード | 199.376 MB/s |
1M Q1T1 シーケンシャルライト | 192.964 MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 1.878 MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 1.252 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 0.596 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 1.211 MB/s |
「PCMark 10 v2.1.2506」のリファレンスシステム「Premium gaming PC(2020)」の総合スコアは7163。つまり今回のG-Tune EM-Zはその約95%のスコアを記録していることになる。
「3DMark v2.16.7117」のTime Spyは8985、Fire Strikeは19999、Port Royalは5092となっており、最新ゲームもフルHD解像度なら快適にプレイ可能だ。解像度や画質を上げたいのなら、グラフィックスを「NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti」(プラス5,170円/税込)にアップグレードしておこう。
「CINEBENCH R23.200」はCPU(Multi Core)が12535 ptsとなっており、Adobeの「Photoshop」、「Lightroom」、「Premiere Pro」などのクリエイティブ系アプリも快適に動作させられるパフォーマンスだ。
「CrystalDiskMark 8.0.1」はシーケンシャルリードで2115.598 MB/s、シーケンシャルライトで1400.131 MB/sを記録。一般的な用途であれば十分な読み書き速度だが、カスタマイズ購入時に「SAMSUNG PM981a」を選べば、最大3500MB/sのシーケンシャルリードを期待できる。
総括すると本製品は、最新3Dゲームからクリエイティブ系アプリケーションまで、幅広い用途に活用できるパフォーマンスを備えているといえる。ただし前述の通り、予算に余裕があれば、プラス13,200円(税込)でメモリを32GBにアップグレードすることをおすすめする。
512GB SSD(NVMe接続)に2TB HDDを加えた良心的なシステム構成
G-Tune EM-Zは、Core i7-10700KとNVIDIA GeForce RTX 3060を組み合わせて186,780円(税込)と値ごろ感がある。512GB SSD(NVMe接続)に加えて、データドライブとして利用できる2TB HDDを搭載している点も良心的なシステム構成だと思う。最新3Dゲームを快適に堪能できるデスクトップPCを探している方に、ぜひ購入候補として加えていただきたい一台だ。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | G-Tune EM-Z |
CPU | Intel Core i7-10700K |
メモリ | 16GB DDR4-2666 DIMM |
M.2 SSD | 512GB(NVMe対応) |
HDD | 2TB |
チップセット | Intel Z490 |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、 Intel Wi-Fi 6 AX201(802.11ax/ac/a/b/g/n)+ Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN |
インタフェース | USB 3.1×2(背面 Type-A×1/Type-C×1)、 USB 3.0×6(前面 Type-A×2、背面 Type-A×4) |
サイズ | 約W189×D396×H390mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 186,780円(税込)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2021/4/1(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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