ミドルゲーマー向けにぴったりなゲーミングデスクトップPC「G-Tune EM-Z」

マウスコンピューターの「G-Tune EM-Z」は、ミドルゲーマー向けのゲーミングデスクトップPC。第10世代(Comet Lake)の8コア16スレッドCPU「Core i7-10700K」と「GeForce RTX 3060」の組み合わせで、186,780円(税込)という価格が実現されている。今回実機を借用したので、基本スペック、インタフェース構成、拡張性、実パフォーマンスなどをチェックしていこう。

マウスコンピューター「G-Tune EM-Z」186,780円(税込)

10コアのCore i9-10900Kを選択することも可能

G-Tune EM-Zのラインナップは標準構成モデルの1機種のみ。OSは「Windows 10 Home 64ビット」、CPUは「Intel Core i7-10700K プロセッサー」(8コア16スレッド、3.80～5.10GHz)、ディスクリートGPUは「NVIDIA GeForce RTX 3060」を採用。メモリは16GB DDR4-2666 DIMM(8GB×2、最大64GB)、ストレージは512GB SSD(NVMe接続)と2TB HDDを標準搭載している。

通信機能は、ギガビット(10/100/1000)LANに加えて、IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n対応無線LAN(最大2.4Gbps対応)、Bluetooth 5を装備。インタフェースはUSB Type-C 3.1×1、USB Type-A 3.1×1、USB Type-A 3.0×6、DisplayPort×3、HDMI×1、ラインイン×1、ラインアウト×1、ヘッドフォン×1、マイク入力×2、リアスピーカー×1、センタースピーカー×1、S/PDIF、PS/2 Mini DIN 6ピンが用意されている。本体サイズは約W189×D396×H390mm、重量は約11.9kg。電源は80PLUS BRONZEの700W仕様だ。

本機を購入する際には、下記のように細かくカスタマイズが可能だ。

・OS：Windows 10 Home/同Pro
・CPU：Core i7-10700K/Core i9-10900K
・CPUファン：9cm/12cm/水冷CPUクーラー
・メモリ：16GB DDR4-2666/16GB DDR4-3200/32GB DDR4-2666/32GB DDR4-3200/64GB DDR4-2666/64GB DDR4-3200
・M.2 SSD：512GB PCI Express接続/1TB PCI Express接続/1TB PCIe Gen3 x4接続/2TB PCI Express接続/1TB×2 PCIe Gen3 x4接続)
・HDD：2TB/4TB/8TB
・電源(700W 80PLUS BRONZE/700W 80PLUS GOLD/800W 80PLUS TITANIUM)

※Core i9-10900K【21,890円(税込)】に変更するには、併せてCPUクーラーを水冷クーラー【4,180円(税込)】に変更する必要があります。

ちなみに筆者がもし本製品を購入するなら、プラス39,930円(税込)で下記の構成を選択する。

・CPU：Intel Core i7-10700K
・メモリ：16GB DDR4-2666→32GB DDR4-2666(プラス14,520円/税込)
・M2.SSD：512GB PCI Express接続→1TB PCI Express接続(プラス14,960円/税込)
・HDD：2TB→4TB(プラス5,280円/税込)
・グラフィックス：GeForce RTX 3060→GeForce RTX 3060 Ti(プラス5,170円/税込)

メモリ、M.2 SSD、HDD、グラフィックスをアップグレードしておけば、2～3年はパーツを増設、換装する必要はないはずだ。HDDの容量が足らなくなった場合には、2.5インチのHDDを追加すればよいだろう。

G-Tune EM-ZのPCケースはどれもメンテナンス性が高い。あとから自分でパーツを増設・換装してもいいが、要求スペックが定まっているのなら最初からアップグレードしておこう。