インタフェースは、Thunderbolt 3(背面×1)、USB Type-A 3.1(左側面×1)、USB Type-A 3.0(右側面×2)、HDMI(背面×1)、SDメモリカードリーダー(右側面×1)、マイク入力端子(左側面×1)、ヘッドフォン出力(左側面×1)を搭載。
Thunderbolt 3端子とHDMI端子は4K解像度の映像出力に対応しており、本体のフルHDディスプレイに、2台の4K外部ディスプレイを組み合わせた、トリプルディスプレイ環境を構築できる。もちろん、最大40GbpsのThunderbolt 3端子は、外付けSSDや、10GbE対応の外付けネットワークアダプタと接続するインタフェースとしても利用できる。大容量動画データのバックアップ、アップロード時に重宝するはずだ。
通信機能は、Wi-Fi 6(11ax)、ギガビット(10/100/1000)LAN、Bluetooth 5をサポート。手軽にゲームを楽しむときには無線LAN、遅延の可能性を減らしたい本番のゲーム大会では有線LANと、状況に応じてネットワーク接続を選択できるわけだ。
極限の戦いで勝利を引き寄せる240Hzのノングレアディスプレイ
G-Tune H5のディスプレイは、15.6型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット、リフレッシュレート240Hz)。リフレッシュレート240Hzとは、1秒間に240回画面を書き換えられるという意味。動きの速い映像を滑らかに表示できるので、ゲームを有利に進められる。ノングレア(非光沢)は照明などの映り込みの低減が可能。輝度や色域においてはグレア(光沢)のほうが有利だが、視認性は環境光の影響を受けにくいノングレアのほうが優れている。
ディスプレイ周りの装備では、100万画素のWebカメラ、デュアルアレイマイクがディスプレイ上部ではなく下部に配置されている。Windows Hello対応顔認証カメラも内蔵されており、eスポーツ大会会場でパスワードを入力しなくて済むというのも大きなメリットだ。
キーボードは全キー同時押しに対応したメカニカルキーボードを採用。押下圧は60g(+20g/-10g)。ノートPCのテンキー付きキーボードはキーピッチが狭いことが多いが、テンキーを3列にすることで約18.8mmのキーピッチが確保されている。
またキースイッチは、傾きが生じやすいメンブレン方式ではなくメカニカルスイッチが採用されている。キーストロークも約2.0mmと一般的なノートPCの約1.5mmより深めで、適度な押下感にチューニング。正確かつ素早い操作が可能なキーボードに仕上げられているといえる。
さらにキーボードのLEDバックライトは、個別に色、点灯、消灯を自由に設定できる。また前面のLEDライトバーもカスタマイズが可能だ。各ゲームごとに利用頻度の高いキーへ目立つ色を設定しておけば、すべてのキー配置をマスターする助けとなってくれるはずだ。