マウスコンピューターは、リフレッシュレート240Hz対応の高速液晶パネルを採用した15.6型ゲーミングノートPC「G-Tune H5」の販売を開始した。本製品はeスポーツの実戦に使うマシンと同等のスペックを備えたゲーミングノートPCだ。
リフレッシュレート240Hzの液晶ディスプレイに加えて、全キー同時押しに対応した「メカニカルキーボード」、レイトレーシング対応ディスクリートGPU「GeForce RTX 2070 SUPER」、インテルの最新第10世代8コア/16スレッドCPU「Intel Core i7-10875H」を採用。
また、93.48Whの大容量バッテリーが内蔵されており、従来モデルの約5.6時間より約79%長い約10時間のバッテリー駆動時間が確保されているという。
ゲーミングノートPCとしてだけではなく、有り余るパワーを活用すればクリエイティブ向けとしても魅力的なマシンといえる。今回マウスコンピューターより実機を借用したので、詳細レビューをお届けしよう!
メモリは16GB、ストレージはNVMe接続の512GB SSDを標準搭載
G-Tune H5の標準構成モデルは1機種のみ。CPUは「Intel Core i7-10875H プロセッサー」を採用。メモリは16GB(PC4-21300 DDR4 SODIMM、8GB×2、最大64GB)、ストレージは512GB(NVMe接続SSD)を搭載。Officeなしモデルが229,800円(税別)、「Office Personal 2019」搭載モデルが249,800円(税別)とマウスコンピューターならではの高コスパな価格設定だ。
メモリは16GB/32GB/64GB、ストレージは512GB(M.2 PCIe接続)/512GB(M.2 PCIe Gen3 x4接続)/1TB(同)/1TB(同、512GB×2)/2TB(同、1TB×2)のいずれかを選択可能。自分で分解すればメモリやストレージを交換できるが、マウスコンピューターの保証が切れてしまう。また、元から付いていたパーツが余ってしまう。手間を考えても希望のスペックで購入しておくことをオススメする。
なお直販サイトでは、外付けディスプレイ、プリンター、マウスなどのアクセサリー類も同時に購入できる。実店舗が遠かったり、何度も宅配便を受け取るのが面倒なら、一緒に購入しておこう。クリエイティブ系アプリを利用するなら4Kディスプレイなどを購入しておくといい。
大容量バッテリーを搭載しているわりには比較的軽量なボディ
G-Tune H5のボディは、天面とパームレスト面が金属製、底面が強化プラスチック製だ。詳しくは後述するが、カメラはディスプレイ下部に配置されており、3辺狭額縁デザインを採用している。質実剛健、かつ高級感のあるデザインだ。
本体サイズはW359.8×D243.2×H24.7mm、重量は約2.21kg。93.48Whの大容量バッテリーを搭載しているわりには、比較的軽量だ。ただしACアダプタは、ハイパフォーマンスなCPUとディスクリートGPUからフルパワーを引き出すため230Wタイプが採用されている。ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測846.5g。電源ケーブルが実測180cmとかなり長いので、携帯用に50cm以下のショートケーブルも用意しておくといい。