最後にベンチマークスコアをチェックしてみよう。今回は「PCMark 10 v2.1.2177」「3DMark v2.12.6964」「CINEBENCH R15.0」「CrystalDiskMark 7.0.0」の4つのベンチマークプログラムを実施した。またゲーミングノートPCとしてのパフォーマンスをチェックするために、定番バトルロイヤルゲーム「PUBG」プレイ中のフレームレートも確認している。

なお、ベンチマークを実施する際には、「Control Center」で動作モードを「パフォーマンス」、電源モードを「最も高いパフォーマンス」に設定している。

PCMark 10 v2.1.2177
総合 5062
Essentials 9031
Productivity 7402
Digital Content Creation 5267
PCMark 10 Modern Office Battery Life 4時間23分

※PCMark 10 Modern Office Battery Lifeは輝度40%で測定

3DMark v2.12.6964
Time Spy 6732
Port Royal 3754
Fire Strike 16167
CINEBENCH R15.0
OepnGL 138.96 fps
CPU 1816 cb
CPU(Single Core) 214 cb
CrystalDiskMark 7.0.0(SSD)
1M Q8T1 シーケンシャルリード 1924.541 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト 1572.788 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード 1972.812 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト 1500.477 MB/s
4K Q32T16 ランダムリ-ド 378.147 MB/s
4K Q32T16 ランダムライト 965.276 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 31.462 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 128.491 MB/s
PUBG動作時のフレーム数
1920×1080ドット、ウルトラ 79~152fps

PCMark 10の総合スコアは「5062」、Essentialsは「9031」、Productivityは「7402」、Digital Content Creationは「5267」、3DMarkのTime Spyは「6732」、Port Royalは「3754」、Fire Strikeは「16167」、CINEBENCH R15.0のCPUスコアは「1816 cb」、CrystalDiskMarkのシーケンシャルリード(Q8T1)は1924.541 MB/s、シーケンシャルライト(Q8T1)は1572.788 MB/sというスコアを記録した。

今回試用したG-Tune E5-144には、8コア16スレッド、2.30~5.10GHz動作の「Intel Core i7-10875H プロセッサー」、レイトレーシング対応の「NVIDIA GeForce RTX 2060」が組み合わされているだけに、ベンチマークスコアは軒並みかなり高い。比較してストレージは平均的だが、3000 MB/s超えのハイパフォーマンスが必要ならカスタマイズ購入時にM.2 PCIe Gen3 x4接続のSSDを選択しよう。

さて、実際のゲームにおけるパフォーマンスだが、PUBGでグラフィックを最高画質「ウルトラ」に設定しても、79~152fpsのフレームレートで動作した。相当遠くの山並みも描画するような負荷の高い状況では80fps付近まで落ち込むことがあったが、建物の中、森の中にいるときに120fpsを切ることはほぼなかった。ハイレベルなゲーマーほど実戦では画質を落とすものだが、本製品なら高画質設定のまま快適にプレイ可能だ。

  • 遠くの風景がハッキリと見える場所では、80fps付近までフレームレートが低下することがあったが、森の中では120fps前後、建物の中では140fps前後でフレームレートが安定していた

可搬性を重視したゲーミング&画像・動画編集マシンを欲しい方にもってこい!

G-Tune E5-144は高水準にまとまったバランスのいいゲーミングノートPCだ。デスクトップPCと同じCPUを搭載するようなSSS級ゲーミングノートPCにこそパフォーマンスでは及ばないが、フルHDディスプレイで最新3Dゲームを快適に動作させられる十二分な処理性能を実現しつつ、モバイルノートPCとして活用できるサイズ・重量に抑えられている。可搬性を重視したゲーミングノートPC、画像・動画編集マシンを欲しい方にもってこいの一台といえよう。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 G-Tune E5-144
ディスプレイ 15.6型フルHDノングレア(1,920×1,080)
CPU Intel Core i7-10875H
メモリ 16GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
M.2 SSD 512GB(NVMe対応)
チップセット モバイル Intel HM470
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2060/
Intel UHD グラフィックス
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、Intel Wi-Fi 6 AX201(最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN
インタフェース Thunderbolt 3×1(背面)、
USB 3.1×1(Type-A/左側面×1)、
USB 3.0×2(Type-A/右側面×2)
サイズ W355.5×D236.7×H19.9mm
(折り畳み時/突起部含まず)
重量 約1.77kg
バッテリー駆動時間 約5.5時間
価格 179,800円(税別)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2020/7/21(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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