最後にベンチマークスコアをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8 v2.10.901」「3DMark v2.11.6866」「CINEBENCH R15.0」「CrystalDiskMark 7.0.0」の4つのベンチマークプログラムを、「Control Center」の「オフィスモード」と「ハイパフォーマンスモード」の2つのモードで実施している。

  • パフォーマンスと消費電力のバランスをユーザーが設定するためのユーティリティー「Control Center」がプリインストールされている

    パフォーマンスと消費電力のバランスをユーザーが設定するためのユーティリティー「Control Center」がプリインストールされている

※オフィスモード=オフィス、ハイパフォーマンスモード=ハイ

PCMark 8 v2.10.901
  オフィス ハイ
Home Accelerated 3.0 3801 4196
Creative Accelerated 3.0 4691 5389
Work Accelerated 2.0 4884 5333
3DMark v2.11.6866
  オフィス ハイ
Time Spy 1174 1271
Fire Strike 3140 3383
CINEBENCH R15.0
  オフィス ハイ
OepnGL 88.53 fps 95.97 fps
CPU 456 cb 761 cb
CPU(Single Core) 164 cb 207 cb
CrystalDiskMark 7.0.0(SSD)
  オフィス ハイ
1M Q8T1 シーケンシャルリード 3141.233 MB/s 3144.895 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト 1169.894 MB/s 1174.959 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード 1305.947 MB/s 1349.940 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト 1169.699 MB/s 1173.126 MB/s
4K Q32T16 ランダムリ-ド 610.269 MB/s 613.942 MB/s
4K Q32T16 ランダムライト 722.432 MB/s 800.347 MB/s
4K Q1T1 ランダムリ-ド 48.161 MB/s 48.537 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 164.425 MB/s 176.593 MB/s

今回試用したDAIV 4Nには、4コア8スレッド、1.80~4.90GHz動作の「Intel Core i7-10510Uプロセッサー」が採用されている。GPUは外部グラフィックスの「NVIDIA GeForce MX250」だ。

  • Control Centerで「ハイパフォーマンスモード」に設定したら、ベンチマーク「CINEBENCH R15.0」の「CPU」で従来モデル「m-Book X400H」(Core i7-8565U搭載)の約107%に相当する「761 cb」というスコアを記録した

    Control Centerで「ハイパフォーマンスモード」に設定したら、ベンチマーク「CINEBENCH R15.0」の「CPU」で従来モデル「m-Book X400H」(Core i7-8565U搭載)の約107%に相当する「761 cb」というスコアを記録した

CINEBENCH R15.0のCPUスコアは「761 cb」、PCMark 8のHome Accelerated 3.0は「4196」、Creative Accelerated 3.0は「5389」、Work Accelerated 2.0は「5333」、3DMarkのTime Spyは「1271」、Fire Strikeは「3383」というスコアを「ハイパフォーマンスモード」で記録した。

第10世代(Comet Lake)Coreプロセッサーと外部グラフィックスを組み合わせているだけに、3DMarkなどで特にベンチマークのスコアが高かった。本製品は、クリエイティブアプリや3Dゲームを快適に動作させられるだけのパフォーマンスを実現しているといえる。

高速処理、軽量ボディ、長時間バッテリー駆動を兼ね備えたオールラウンダー

DAIV 4Nは、携帯性を重視したクリエイター向けノートPCだ。軽く2kgをオーバーするような重量級クリエイター向けノートPCにはピークパワーで及ばないが、その分、毎日バッグに入れて持ち歩いても負担にならない軽量性を実現している。

撮影した写真を確認しながらその場で編集などのライトなクリエイター用途をこなすパフォーマンスを軽量ボディで実現。なおかつ屋外で長時間運用できるバッテリー駆動時間を備えたDAIV 4Nは、まさにオールラウンダーなノートPCといえる。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

マウスコンピューター/DAIV

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 DAIV 4N
ディスプレイ 14.0型フルHDノングレア(1,920×1,080)
CPU Intel Core i7-10510U
メモリ 16GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
M.2 SSD 256GB(NVMe)
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce MX250
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、
Intel Wi-Fi 6 AX201(最大2.4Gbps/802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN
インタフェース USB 3.0×3(Type-C/右側面×1、Type-A/左側面×1、右側面×1)、USB 2.0×1(左側面×1)
サイズ W320.2×D214.5×H17.5mm
(折り畳み時/突起部含まず)
重量 約1.09kg
バッテリー駆動時間 約12.0時間
価格 139,800円(税別)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2020/2/11(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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