DAIV 4Nに採用されているディスプレイは、14型フルHDノングレア(LEDバックライト、1,920×1,080ドット)。ディスプレイの表面が非光沢処理されているので、照明などの映り込みが抑えられる。またナローベゼル(狭額縁)仕様なので、全画面感が強調されている。
クリエイター向けということで、NTSC比約72%、sRGB比換算 約102%相当の広色域液晶パネルが採用されているが、今回カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で実際の色域を確認したところ、sRGBカバー率99.5%、sRGB比102.7%という広い色域を確認できた。
sRGBをターゲットにした色調整に使用するディスプレイとしては十分な色域だ。AdobeRGB、DCI-P3をターゲットにした色調整を行う際には、それぞれの色域に対応した外付けディスプレイを利用しよう。
キーボードには2段階で明るさを調整可能なバックライトが内蔵
本製品には、キーピッチ約18mm、キーストローク約1.4mm、82キーの日本語キーボードが採用されている。2段階で明るさを調整可能なバックライトが内蔵されているので、暗所でもキートップの文字をハッキリと確認できる。
タッチパッドは全体が沈み込むダイビングボード構造が採用されており、面積は実測で約116×72mmと広く確保されている。面積が広いおかげでWindows 10の各種ジェスチャーが操作しやすく、タッチパッドのストロークはやや深めだが、しっかりとしたクリック感が与えられている。
なお筆者は試用していて特に誤操作することはなかったが、タッチパッドは左上のインジケーターをダブルタップすれば、いつでもオンオフ可能だ。タイピングに集中したいとき、マウスを使用するときなどは、タッチパッドをオフしておくといいだろう。