写真ならではのダイナミックな決定的瞬間を捉える

続いて、いよいよ鴨川シーワールド最大の見どころともいえるシャチパフォーマンスの撮影に挑戦です。設定は、シャッター優先AEモードを使用し、シャッター速度を1/1000秒に、感度をオートにそれぞれセット。撮影には光学ファインダーを使用し、ドライブモードは最大10コマ/秒の高速連写に、AF動作はAIサーボに、AFエリアはゾーンAFに合わせました。これで準備完了。あとは、シャチの動きに合わせてシャッターボタンを押すだけです。

結果は以下の写真を見てのとおり。撮影した位置はスタジアムの最後方、被写体のシャチからも少し距離のある位置だったのですが、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMの焦点距離でも十分迫力のある写真を撮影できました。加えて、APS-Cセンサーを搭載するEOS 90Dでは、焦点距離も1.6倍となるためこうした画角、撮影位置でもダイナミックな動きの決定的瞬間を狙い通り捉えることができました。

  • シャッター優先AE(F4 1/1000秒) ISO100 WB:オート 焦点距離:18mm

  • シャッター優先AE(F4.5 1/1000秒) ISO100 WB:オート 焦点距離:35mm

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  • ミドルクラスの一眼レフとしては比較的コンパクトなボディ。グリップは大柄でしっくりと手に馴染みます

今回の撮影では、EOS 90Dのトータル性能の高さをまざまざと実感し、事前にイメージしたとおり、いやイメージした以上の写真を数多く撮ることができました。水族館に限らず、例えば運動会やお祭りなどこれから本番を迎える秋のイベント撮影でも大活躍してくれそうです。

撮影協力:鴨川シーワールド


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