MT-WN1004の本体は、10.1型ディスプレイ(解像度1,280×800ドット)を採用。マグネット着脱式の専用キーボードが付属するので、これにセットすればノートPCスタイルとして利用が可能になる。
このキーボードが非常によくできていて、ビロードのような滑らかさの素材に樹脂製のキーボードと、折り畳むことで本体を自立させる背面が一体になった形状をしている。
キーボードは本体をセットするだけで使えるタイプなので、利用に際して充電などは不要。よくある後付けキーボードのほとんどがBluetooth接続なことを考えれば、この方式はとてもありがたい。キーはアイソレーションタイプで打感もあるしっかりしたもので、もちろんタッチパッドもついている。つまり、ノートPCとして使う分には何の制約もないのも便利だ。
本体の重量は約640g、キーボードユニットをセットした状態で約978gと、モビリティ性能はすこぶる高い。バッテリー駆動時間もメーカー発表で約8.6時間と十分な数値となっている。フル充電時間が約1.8時間と短いのも外出時にはうれしい仕様だ。
また、インタフェースも豊富で、USB 3.0のType-A 、Type-Cがそれぞれ一基ずつあるほか、micro SDカードスロットも用意されている。mini HDMIがあるので外部ディスプレイへの接続もできる点はアドバンテージが高い。大画面ディスプレイに出力できるので、プレゼンテーションも可能だ。