現在さまざまなデジタルデバイスが発売されているが、できれば最低限の装備で行動したいもの。そこで今回レビューするのがマウスコンピューターの2 in 1 PC「m-Book U400S」。
ディスプレイ回転型のヒンジ機構を備えており、ノートPCとしても、タブレットPCとしても活用可能で、デジタイザーペンも標準装備。しかもバッテリー駆動時間は「約16.4時間」がうたわれており、モバイルノートPCとしての実力もハイレベルだ。
最大約16.4時間駆動可能なスタミナを実現
まずは基本スペックからチェックしよう。CPUは「Intel Core i7-8565Uプロセッサー」(4コア、1.80~4.60GHz)、メモリは16GB(PC3L-14900 SDRAM)、ストレージは512GB(Serial ATAIII接続SSD)が搭載されている。
用意されているのは1モデルのみで、メモリ、ストレージはカスタマイズできない。ただ、これだけのメモリ、ストレージを搭載していれば一般的な用途には十二分だ。
ベンチマークを実施したところ、PCとしての総合性能を示す「PCMark 8 v2.10.901」では、Home Accelerated 3.0が3690、Creative Accelerated 3.0が4653、Work Accelerated 2.0が4734を記録。ブラウジングやオフィスアプリケーションなら非常に快適に、クリエイティブ系アプリでも画像編集やフルHD動画書き出しなら実用的な速度で動作するパフォーマンスを備えている。
特筆しておきたいのがバッテリー駆動時間。バッテリーベンチプログラム「BBench」で、ディスプレイ輝度40%でバッテリー残量5%までの動作時間を計測したが、13時間24分35秒も動作した。ディスプレイ輝度をもう少し落とすなどの省電力設定を施せば、カタログスペックの「最大約16.4時間」は十分到達できそうだ。
PCMark 8 v2.10.901 | |
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Home Accelerated 3.0 | 3690 |
Creative Accelerated 3.0 | 4653 |
Work Accelerated 2.0 | 4734 |
3DMark v2.8.6572 | |
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Time Spy | 383 |
Fire Strike | 1004 |
CINEBENCH R15.0 | |
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OepnGL | 46.27 fps |
CPU | 460 cb |
CPU(Single Core) | 160 cb |
CrystalDiskMark 6.0.2(SSD) | |
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Q32T1 シーケンシャルリード | 540.869 MB/s |
Q32T1 シーケンシャルライト | 493.149 MB/s |
4K Q8T8 ランダムリード | 394.232 MB/s |
4K Q8T8 ランダムライト | 243.282 MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 187.095 MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 230.178 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 10.175 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 41.707 MB/s |
BBench | |
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ディスプレイ輝度40%でバッテリー残量5%まで動作 | 13時間24分35秒 |