最後にベンチマークスコアをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8 v2.10.901」「3DMark v2.8.6546」「CINEBENCH R15.0」「CrystalDiskMark 6.0.2」の4つのベンチマークプログラムで計測を実施している。

PCMark 8 v2.10.901
Home Accelerated 3.0 2195
Creative Accelerated 3.0 2554
Work Accelerated 2.0 2852
3DMark v2.8.6546
Time Spy 205
Fire Strike 529
CINEBENCH R15.0
OepnGL 24.67 fps
CPU 120 cb
CPU(Single Core) 68 cb
CrystalDiskMark 6.0.2(SSD)
Q32T1 シーケンシャルリード 530.316 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 501.613 MB/s
4K Q8T8 ランダムリード 190.359 MB/s
4K Q8T8 ランダムライト 173.588 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 102.530 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 93.531 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 16.460 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 33.933 MB/s

今回試用した「m-Book J322SN-S2」は2コア2スレッド、1.80GHz動作の「Intel Celeron プロセッサー 3867U」を搭載している。このプロセッサーは世代的には新しいが、あくまでもエントリー向け。CINEBENCH R15.0のCPUスコアは「120 cb」、PCMark 8のHome Accelerated 3.0は2195、Creative Accelerated 3.0は2554、Work Accelerated 2.0は2852という結果だった。

ただし実際に本製品を使ってみると、意外にキビキビと動いてくれる。それは、シーケンシャルリード(Q32T1)が530.316 MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)が501.613 MB/sのSSDを搭載しているおかげ。Webブラウジング、動画視聴、オフィスアプリケーションの作成・編集などの一般的な用途であれば、大きなストレスなく利用できるはずだ。

シリーズで群を抜いた低価格が最大のアドバンテージ!

もちろん、エントリー向けのプロセッサーには、3Dゲームや動画編集アプリは荷が重い。そのような負荷の高いプログラムを動かしたい場合には、Core i5-8250UまたはCore i7-8550Uを搭載する上位シリーズを検討するべきだ。

m-Book J322SN-S2」最大の魅力はやはり価格。安価なノートPCの中にはストレージにハードディスクやeMMCを搭載しているモデルが多いが、240GBのSSDを搭載して59,800円(税別)という低価格を実現している点は良心的だ。価格を優先しつつ、トータルバランスに優れたノートPCを探している方に「m-Book J322SN-S2」は魅力的な選択肢といえる。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 m-Book J322SN-S2
ディスプレイ 13.3型フルHDノングレア液晶(1,920×1,080)
CPU Intel Celeron 3867U
メモリ 4GB PC4-19200 DDR4 SODIMM
SSD 240GB
チップセット
光学ドライブ
グラフィックス Intel HD グラフィックス 610
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×3(左側面×1、右側面×2)
サイズ W324×D234×H22.5~25.0mm(折り畳み時)
重量 約1.5kg
バッテリー駆動時間 約6.5時間
価格 59,800円(税別)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2019/4/9(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/m-Book J

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