▶衝撃の事実! 個人所有のスマートフォンを仕事に流用?
――― デバイスやツールについてを聞いてみたところ、下記のような結果がみられました。
青木氏
これにはちょっと衝撃を受けました。業種によって異なるとは思いますが、ノートPCは約半数が支給されているのにもかかわらず、携帯電話に関しては約30%ほどしか支給されていない。
【実際に働いている人にとってそのほうが都合が良いのか】
【セキュリティはどうしているのか? 】
という2点がとても気になりますね。
企業は社員のマナーやモラルに依存しているんでしょうか。
栗田氏
私用端末を仕事でも使うという状況を、会社側がしっかりと理解できていない可能性が高い気がしますね。
▶私用デバイスで仕事をするとはどういうことなのか……?
青木氏
ツールとしてはやはりLINEが圧倒的で、デバイスとしてはスマートフォン。
これらの使い方についてきちんとしたポリシーを作っている会社は少ない気がします。
栗田氏
個人でも使い慣れたデバイスを仕事でも使うのは便利なのでしょうね。
しかし利便性のみに飲み込まれ、リスクに気が付いていない現状も見えてきます。
個人もそうですが、会社もリテラシーを上げていかないといけない。
LINEはスピーディーで、なおかつリアルタイムなコミュニケーションが取れる場です。しかし、きちんと考えたうえで相手に思いを伝えるという部分が抜けている。もちろん、便利なところも多いでしょうが。コミュニケーションのレベルに合わせてツールを変える工夫は必要でしょうね。