スリム型デスクトップ「LM Slim iHS430SD」のサイズはW100×D390~393×H364~367mm、重量は約6.9kg。横幅は少年マンガ雑誌2~3冊ぶんの厚み程度なので、ディスプレイの横に置いても邪魔にならない。一般家庭だけでなく、設置スペース要件のきびしい企業でも導入しやすい。
インタフェースは、DVI-I×1、DisplayPort×1、PS/2 Mini DIN 6ピン(PS/2キーボード、マウス用)×1、USB 3.1 Type-C(背面×1)、USB 3.1 Type-A(背面×1)、USB 3.0(前面×2、背面×4)、ラインイン(背面×1)、ラインアウト(背面×1)、ヘッドフォン(前面×1)、マイク入力(モノラル前面×1/背面×1)、リアスピーカー(背面×1)、センタースピーカー(背面×1)、S/PDIF(背面×1)、マルチカードリーダー(前面×1)、RJ-45(背面×1)が用意されている。
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本体前面。横幅は約100mmとスリムだが、光学ドライブや各種端子がスマートに配置されている。中央やや右寄りの四角いパーツは電源ボタンだ
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左にあるのが光学ドライブ、右にあるのが上からマルチカードリーダー、ヘッドフォン、マイク入力、USB 3.0端子。SDカードやUSBメモリ、ヘッドフォンなどを手軽に抜き差しできて便利だ。またCD・DVDライティングソフト、DVD再生ソフトがプリインストールされている点もポイントが高い
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本体背面。電源ユニットは下側に配置。中央にある拡張スロットは高さ64mmのロープロファイル仕様。通常サイズの拡張カードは差せないので注意
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本体背面には、USB 3.0×4、PS/2 Mini DIN 6ピン(PS/2キーボード、マウス用)×1、DVI-I×1、DisplayPort×1、RJ-45×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、S/PDIF×1、リアスピーカー×1、センタースピーカー×1、ラインイン×1、ラインアウト×1が用意されている。高速外付けストレージは、最大データ転送速度10GbpsのUSB 3.1端子に接続しよう
前面カードリーダーが標準搭載されており、USB端子も十分な数だが、HDMI端子が用意されていない点には留意してほしい。もしHDMI端子のみのディスプレイと接続するためには、変換ケーブル、変換アダプターを用意する必要がある。
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CPUクーラーはCooler Master製。CPUクーラーは変更できないが、CPUグリスは「シルバーグリス AINEX AS-05」(プラス1,200円)、「ダイヤモンドグリス 親和産業 OC7」(プラス1,900円)、「Thermal Grizzly Kryonaut」(プラス2,900円)などの高熱伝導率や高耐久性能タイプに変更できる
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メモリスロット数は4基で、「LM Slim iHS430SD」には8GBのメモリ(PC4-19200 DDR4)が1枚装着されている。一般的な用途には8GBで十分だが、高解像度の写真や、4K動画を編集するなら16GBに増設しておこう。すべて16GBに差し替えれば、最大で64GBまで増設可能だ
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1TBハードディスクは縦置き状態で内蔵。「LM Slim iHS430SD」の試用機にはシーゲイト製「ST1000DM010-2EP102」(回転数7200rpm、キャッシュ64MB)が使われていた。ただし出荷時期によって、メーカー、型番は変わる可能性があるので注意
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DVDスーパーマルチドライブは日立LGデータストレージ製「GUD1N」が搭載されていた。書き込み速度はDVD-Rで8倍、CD-Rで24倍、読み込み速度はDVD-Rで8倍、CD-Rで24倍。こちらも出荷時期によって、メーカー、型番は変わる可能性がある
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PCI Express x16は2スロット(下段のスロットはx4動作)、PCI Express x1は1スロットを搭載。またM.2スロットが2つ用意されている。M.2スロットにPCI Express接続のSSDを搭載すれば、パフォーマンスを大幅に向上させられる
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標準搭載されている電源は300W(80PLUS BRONZE)。プラス3,800円でより優れた電力効率の80PLUS GOLDの300W電源にアップグレード可能だ