薄型100mmボディに最新CPUを搭載したスリムなデスクトップPC「LUV MACHINES Slim iHS430SD」

マウスコンピューターは横幅約100mmの薄型ボディに、インテル第9世代Coreプロセッサーを搭載したスリム&パワフルデスクトップPC「LUV MACHINES Slim iHS430SD」(以下、LM Slim iHS430SD)の販売を開始した。

横置きと縦置きのどちらにも対応するコンパクトなボディに、TDP 95WのデスクトップPC向け最新プロセッサーを搭載できる。Core i5を搭載したエントリーモデルでもベンチマークテスト「CINEBENCH R15.0」で1000cbを軽々超えるCPUスコアを叩き出している。

今回「LM Slim iHS430SD」の実機をマウスコンピューターより借用したので、詳細スペック、使い勝手、パフォーマンスなどについてレビューしていこう。

マウスコンピューター「LUV MACHINES Slim iHS430SD」89,800円(税別)

6コアのCore i5-9600K、8コアのCore i7-9700Kから選択

「LM Slim iHS430SD」にはインテルの第9世代Coreプロセッサーが採用されており、同シリーズには6コアの「Core i5-9600K」、8コアの「Core i7-9700K」のいずれかを搭載した計4モデルが用意されている。主なスペックは下記の通りだ(光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスはIntel UHD グラフィックス 630で全モデル共通)。

LUV MACHINES Slimシリーズのラインナップ
型番(価格:税別)	CPU	メモリ	ストレージ
LUV MACHINES Slim iHS430SD (89,800円)	Core i5-9600K	8GB	1TB HDD
LUV MACHINES Slim iHS430SD-S2 (94,800円)	Core i5-9600K		240GB SSD
LUV MACHINES Slim iHS430HD (109,800円)	Core i7-9700K		1TB HDD
LUV MACHINES Slim iHS430HD-SH2 (124,800円)	Core i7-9700K	16GB	240GB SSD、 1TB HDD

エントリーは89,800円(税別)、ハイエンドは124,800円(税別)と予算と目的に応じて選べる4モデルがラインナップされている。また、マウスコンピューターのオンラインショップから購入すれば、さらに細かくカスタマイズできる。

例えば、メモリ(8GB/16GB/32GB/64GB)、M.2 PCIe接続SSD(256GB/512GB)、M.2 PCIe Gen3 x4接続SSD(256GB/512GB/1TB/2TB)、Serial ATA SSD(240GB/250GB/480GB/500GB/960GB/1TB/2TB)、HDD(1TB/2TB/3TB/4TB/8TB)などが選択可能だ。

光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブが全モデルに標準搭載されているが、プラス7,800円でBlu-rayディスクドライブにアップグレードできる。ただし、モデルによって選べない項目もあるので注意してほしい。

グラフィックスボードはカスタマイズ購入できないが、高さを64mmに抑えたロープロファイル仕様のPCI Express x16拡張スロットが用意されている。ユーザーが別途ロープロファイル仕様のグラフィックスボードを購入すれば、保証外となるが、グラフィックス性能を強化することが可能だ。

なお、グラフィック性能を重視した別ラインナップとして、グラフィックボード「GeForce GTX 1050」を標準搭載する「LUV MACHINES Slim iGS430SD」109,800円(税別)、「LUV MACHINES Slim iGS430SD-S2」114,800円(税別)も用意されている。

上位プロセッサーのCore i7-9700Kは選択できないが、3Dゲームが主目的ならこちらがオススメだ。

キーボードとマウスを標準同梱

「LM Slim iHS430SD」にはUSB光学式スクロールマウスとUSB日本語キーボード(102キー)が同梱されている。どちらも有線タイプで質感もそれなりだが、打鍵感やクリック感などは実用十分なクオリティー。ディスプレイは別売だが、マウスコンピューターのオンラインショップではiiyama、EIZOブランドの豊富なラインナップから選択可能だ。