※なお、換装などの作業により製品保証などの対象外となる場合もございますので、
マニュアルや取扱説明書などをご確認の上、行って下さい。

◆メモリを交換してみよう

メモリモジュールの増設・交換はどのパソコンでも比較的容易に行えるようになっている。今回使用するノートPCは、PC4-17000対応のDDR4 SO-DIMMスロットが2基あり、標準では片方が4GBのモジュールで埋まっている。最大メモリ搭載量は16GBなので、8GBのモジュールを2枚挿すのが最大になる。

: ▶STEP1 

パソコンをシャットダウンし、
バッテリーと電源アダプター、周辺機器を外そう

バッテリーが着脱できるタイプの機種であれば外してしまおう。
放電の為に、静電気対策グッズを使ったり、金属製のドアノブ等に触るなど事前に静電気を除去しておこう。更に、錆の原因となる指の脂にも注意が必要。モジュールの端子部分には極力触らないようにしよう。

: ▶STEP2 

メモリスロットのカバー / 元のモジュールを外す

準備ができたら、本体を裏返して、メモリスロットのカバーを外そう。 本機の場合、カバーはネジ止めされているが、機種によってはネジなしで外せる場合もある。取扱説明書をよく見てスロットの位置を確認しておこう。

  • ネジ山を潰さないよう、ドライバーは必ずネジ山のサイズにピッタリ合ったものを使うように。無理やり力で回さないよう気をつけよう

  • カバーを外すと右下にメモリモジュールが見えた。上に4GBモジュールが刺さっており、下のスロットは空いている

  • モジュールは左右が金属製のラッチで固定されているので、片方ずつ外側に開くようにしてラッチを外そう。バネ仕掛けを外すイメージで作業するといい
    両側のラッチが外れたらモジュールを引き起こし、抜き去る。力を入れすぎてモジュールやスロットを壊さないよう気をつけよう

: ▶STEP3 

新たなモジュールを装着

元のモジュールを外したら、逆の手順で上下のスロットにモジュールを挿していこう。端子には切り込みがあるので、切り込みの位置を合わせて、スロットに端子部分を十分差し込み、寝かせるように押し込んで倒すとラッチがうまく引っかかるはずだ

  • 2枚ともセットが完了したら、カバーを付けて元どおりネジ止めしよう

※デスクトップPCの場合
ここまではノートPCについて紹介してきたが、デスクトップPCの場合も基本は同じで、ケースを外してメモリスロットにアクセスできるようにすればいい。ケースが大きいので作業スペースも広く、むしろ作業はしやすい。取り付け自体も、DIMMでもSO-DIMMでも基本は変わらない。

電源を切って、ケーブル類を外して作業すれば問題はないだろう。どうしても心配な場合は、メモリを購入した販売店で取り付けサービス(有料)を受けられるか確認してみよう。

デスクトップPCはケースのカバーを外すだけでメモリスロットにアクセスしやすい。ゲーミングPCなら試合前の環境変更などもあり得ることから、特に簡単にアクセスできるように設計されている。

また、昨今話題のeスポーツで使われる「ゲーミングPC」のような超ハイエンド機種、それもコンマ秒の世界で競うようなレベルになると、メモリの排熱対策や本来の規格を上回る速度を叩き出すオーバークロッキング対応、さらにはパソコンに組み込んだ際の見栄えまでもが問われる。メーカーによっては、こうしたハイエンド環境向けのメモリも提供しているので、自分のパソコンの実力を限界まで引き出したい人は、こうした製品を選ぶといいだろう。

▼シリコンパワーの
ゲーミングPC向けメモリモジュールを要チェック!!

シリコンパワーの「XPOWER Turbine RGB DDR4 Gaming Memory Module(Heatsink)」「XPOWER Turbine DDR4 Gaming Memory Module(Heatsink)」はゲーミングPC向けのメモリモジュール。
最大4133MHzのオーバークロッキング対応に加え、低消費電力+大型ヒートシンクによる排熱対策、LEDによる視覚的演出までもが加えられた「魅せる」メモリとなっている

XPOWER Turbine RGB DDR4 Gaming Memory Module(Heatsink)



XPOWER Turbine DDR4 Gaming Memory Module(Heatsink)