さて気になるパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8」、グラフィックスベンチマーク「3DMark」、CPUとグラフィックスパフォーマンスを計測する「CINEBENCH R15.0」、ストレージのパフォーマンスを計測する「CrystalDiskMark」を実施した。
PCMark 8 v2.10.901 | |
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Home Accelerated 3.0 | 4476 |
Creative Accelerated 3.0 | 5860 |
Work Accelerated 2.0 | 4848 |
3DMark v2.6.6238 | |
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Time Spy | 2135 |
Fire Strike | 6392 |
CINEBENCH R15.0 | |
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OepnGL | 101.93 fps |
CPU | 1517 cb |
CPU(Single Core) | 167 cb |
CrystalDiskMark 5.5.0(HDD) | |
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Q32T1 シーケンシャルリード | 157.257 MB/s |
Q32T1 シーケンシャルライト | 153.746 MB/s |
4K Q32T1 ランダムリード | 1.345 MB/s |
4K Q32T1 ランダムライト | 1.494 MB/s |
シーケンシャルリード | 158.129 MB/s |
シーケンシャルライト | 152.692 MB/s |
4K Q1T1 ランダムリード | 0.537 MB/s |
4K Q1T1 ランダムライト | 1.620 MB/s |
8コア16スレッドの「AMD Ryzen 7 2700プロセッサー」を搭載しているだけに、PCMark 8と、CINEBENCH R15のCPUスコアは非常に高いレベルだ。もちろん、より上位の「AMD Ryzen 7 2700X プロセッサー」よりスコアは低いが、体感できるほどの差ではない。
グラフィックス性能はエントリーのGeForce GTX 1050としてなので、少し物足りない面もある。プラス15,800円でGTX 1060にアップグレードすれば、Fire Strikeのスコアは1万を超える。3Dゲーム、クリエイティブ系アプリが主目的なら、購入時にカスタマイズしておこう。
やはりHDDはSSDに比べると、パフォーマンスはかなわない。最近のPCはストレージの速度を上げるだけでも快適性がかなり違うので、「LUV MACHINES AG350S5D」などの、HDDのみのものを購入する際は、SSDの追加を強くオススメする。
バランスの取れた「LUV MACHINES AG350S4D-SH2」がベストバイ!
これまでマウスコンピューター製デスクトップPCを複数回レビューしてきたが、LUV MACHINES AR/AGシリーズは購入するモデルを選ぶのが、最も難しいと感じた。
8コアの「AMD Ryzen 7 2700プロセッサー」を搭載する「LUV MACHINES AG350S5D」は、もちろんCPU性能が最も優れている。しかし、6コアの下位CPU「AMD Ryzen 5 2600プロセッサー」を採用する「LUV MACHINES AG350S4D-SH2」のほうが、16GBのメモリ、240GBのSSD、GTX 1060を搭載するなどスペックのバランスがいい。
SSDを追加するという前提で、8コアCPUのハイスペックが必要なら「LUV MACHINES AG350S5D」が最右翼の存在だ。しかし、もし予算が11万円以下(税別)と限られているなら、筆者は迷わず「LUV MACHINES AG350S4D-SH2」を選択する。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | LUV MACHINES AG350S5D |
CPU | AMD Ryzen 7 2700(8コア/16スレッド) |
メモリ | 8GB PC4-19200 DDR4 |
HDD | 1TB |
チップセット | AMD B350チップセット |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1050 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.1×2(背面×2)、USB 3.0×4(背面×4)、 USB 2.0×2(前面×2) |
サイズ | W170×D403×H360mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 106,800円(税別) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2018/12/21(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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