LUV MACHINES AG350S5D」には、本体以外にUSB光学式スクロールマウスとUSB日本語キーボード(102キー)が同梱されている。あとはディスプレイを用意するだけで、すぐに使い始められる。ちなみに本製品と一緒にディスプレイも購入可能。iiyama、EIZOブランドの豊富なラインナップから選ぶことが出来る。

マウスコンピューターの通販サイトでは、ほかにもオフィスソフト、セキュリティソフト、キーボード、マウス、スピーカー、ヘッドフォン、プリンタなど、さまざまな製品をセット購入できる。ディスプレイやプリンタなどの大型製品以外なら別途送料はかからないので、必要なものは一緒に購入しておけば、後から購入する手間も省けるはずだ。

  • パッケージには本体以外に、USB日本語キーボード(102キー)、USB光学式スクロールマウス、DVI-HDMI変換アダプタ、電源ケーブル、マニュアル類が同梱されている

    パッケージには本体以外に、USB日本語キーボード(102キー)、USB光学式スクロールマウス、DVI-HDMI変換アダプタ、電源ケーブル、マニュアル類が同梱されている

  • USB日本語キーボード(102キー)は、テンキー付きでフルサイズタイプ。決して質感が高いとはいえないが、配列は素直で意外に打ちやすい

    USB日本語キーボード(102キー)は、テンキー付きでフルサイズタイプ。決して質感が高いとはいえないが、配列は素直で意外に打ちやすい

  • USB光学式スクロールマウス。ホイールボタンを装備しており、こちらも使い勝手は悪くない

    USB光学式スクロールマウス。ホイールボタンを装備しており、こちらも使い勝手は悪くない

インタフェースは必要十分、高速なUSB 3.1端子も搭載

ミニタワー型デスクトップPC「LUV MACHINES AG350S5D」のサイズはW170×D403×H360mm、重量は約8.3kg。デスクのサイズにもよるが、個人的には机の上に置いてもそれほど邪魔には感じないサイズだと思う。

インタフェースは、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1、PS/2 Mini DIN 6ピン(PS/2キーボード、マウス用)×2、USB 3.1(背面×2)、USB 3.0(背面×4)、USB 2.0(前面×2)、ラインイン×1、ラインアウト×1、ヘッドフォン(前面×1)、マイク入力(モノラル前面×1/背面×1)が用意されている。

「LUV MACHINES AG350S5D」にはDVDスーパーマルチドライブが標準でセットされているが、予算が許せば「[USB 2.0接続]増設用マルチカードリーダー」(プラス1,800円)、または「[USB 3.0接続]増設用マルチカードリーダー」(プラス3,800円)も追加しておきたい。

まだまだ利用する機会の多いメモリカードを、カードリーダーライターを装着せずに、そのまま読み書きできるのはやはり便利だ。

  • 本体前面はシンプルなデザイン。この標準パネルにも空気を吸い込むためのスリットが両サイドに設けられているが、よりエアフローを効率化するためにメッシュパネルを採用したミニタワーケースもプラス5

    本体前面はシンプルなデザイン。この標準パネルにも空気を吸い込むためのスリットが両サイドに設けられているが、よりエアフローを効率化するためにメッシュパネルを採用したミニタワーケースもプラス5,900円で選択できる

  • 左からヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2、電源ボタンを配置。利用頻度の多い端子は、いつでもアクセスできるようにカバーされていない

    左からヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2、電源ボタンを配置。利用頻度の多い端子は、いつでもアクセスできるようにカバーされていない

  • 「LUV MACHINES AG350S5D」は上段の5インチベイにDVDスーパーマルチドライブが内蔵されている。中段の5インチベイは空いているので、ほかの用途に利用可能だ。リムーバブルラックなどを装着してもいいだろう

    「LUV MACHINES AG350S5D」は上段の5インチベイにDVDスーパーマルチドライブが内蔵されている。中段の5インチベイは空いているので、ほかの用途に利用可能だ。リムーバブルラックなどを装着してもいいだろう

  • 下段のフタを開けると3.5インチベイが現われる。「[USB 2.0接続]増設用マルチカードリーダー」、「[USB 3.0接続]増設用マルチカードリーダー」はここに内蔵される。デリケートなメモリカードスロットへのホコリの混入を防ぐ配慮だ

    下段のフタを開けると3.5インチベイが現われる。「[USB 2.0接続]増設用マルチカードリーダー」、「[USB 3.0接続]増設用マルチカードリーダー」はここに内蔵される。デリケートなメモリカードスロットへのホコリの混入を防ぐ配慮だ

  • 本体背面。電源ユニットは上に配置。背面中央右側に排気のための大型ファンが内蔵されている

    本体背面。電源ユニットは上に配置。背面中央右側に排気のための大型ファンが内蔵されている

  • 背面本体側には、PS/2 Mini DIN 6ピン(PS/2キーボード、マウス用)×2、USB 3.1×2、USB 3.0×4、ラインイン×1、ラインアウト×1、マイク入力×1、有線LAN×1が用意されている。外部ストレージはUSB 3.1端子に接続すれば、高速にデータを読み書きできる

    背面本体側には、PS/2 Mini DIN 6ピン(PS/2キーボード、マウス用)×2、USB 3.1×2、USB 3.0×4、ラインイン×1、ラインアウト×1、マイク入力×1、有線LAN×1が用意されている。外部ストレージはUSB 3.1端子に接続すれば、高速にデータを読み書きできる

  • 背面グラフィックスボード側には、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1が用意されている。最大3台のマルチディスプレイ環境を構築できる

    背面グラフィックスボード側には、DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1が用意されている。最大3台のマルチディスプレイ環境を構築できる

  • 本体右側面

    本体右側面

  • 本体左側面。サイドパネルには吸気のための細かな穴が多数開けられている

    本体左側面。サイドパネルには吸気のための細かな穴が多数開けられている

  • 本体内部。電源ケーブルやデータケーブルは背面に回されていないが、エアフローを妨げないようにマザーボード上部を避けて配線されている

    本体内部。電源ケーブルやデータケーブルは背面に回されていないが、エアフローを妨げないようにマザーボード上部を避けて配線されている

  • マザーボードはMicro ATXサイズで、チップセットはAMD B350。試用機にはASUS製「PRIME B350M-A」、またはその同等品が使われていた

    マザーボードはMicro ATXサイズで、チップセットはAMD B350

  • CPUクーラーは、AMD Ryzen 7 2700プロセッサーの標準品が取り付けられている。CPUクーラー自体はカスタマイズできないが、CPUグリスは「シルバーグリス AINEX AS-05」(プラス1

    CPUクーラーは、AMD Ryzen 7 2700プロセッサーの標準品が取り付けられている。CPUクーラー自体はカスタマイズできないが、CPUグリスは「シルバーグリス AINEX AS-05」(プラス1,200円)、「ダイヤモンドグリス 親和産業 OC7」(プラス1,900円)、「Thermal Grizzly Kryonaut」(プラス2,900円)などの高熱伝導率タイプに変更可能だ

  • メモリスロット数は4基で、「LUV MACHINES AG350S5D」には8GBのメモリ(PC4-19200 DDR4)が1枚装着されている。16GBのメモリを4枚挿すことで、最大64GBまで増設できる

    メモリスロット数は4基で、「LUV MACHINES AG350S5D」には8GBのメモリ(PC4-19200 DDR4)が1枚装着されている。16GBのメモリを4枚挿すことで、最大64GBまで増設できる

  • 5インチベイの上段にDVDスーパーマルチドライブ、3.5インチベイの下段(シャドウベイ)に1TB HDDが搭載されている。カスタマイズでマルチカードリーダーを選択した場合は、3.5インチベイの上段に装着される。さらにHDDを増設する場合には、5インチベイの下段を利用することになる

    5インチベイの上段にDVDスーパーマルチドライブ、3.5インチベイの下段(シャドウベイ)に1TB HDDが搭載されている。カスタマイズでマルチカードリーダーを選択した場合は、3.5インチベイの上段に装着される。さらにHDDを増設する場合には、5インチベイの下段を利用することになる

  • M.2スロットが用意されており、PCIe SSDを搭載可能。カスタマイズ項目には最大3

    M.2スロットが用意されており、PCIe SSDを搭載可能。カスタマイズ項目には最大3,000MB/sのシーケンシャルリード性能を発揮する「SAMSUNG PM981」が用意されている。システムドライブにPCIe SSDを使えば、パフォーマンスは飛躍的に向上する

  • 「LUV MACHINES AG350S5D」に搭載されているグラフィックスカードはMSI製の「NVIDIA GeForce GTX 1050」。プラス15

    「LUV MACHINES AG350S5D」に搭載されているグラフィックスカードは「NVIDIA GeForce GTX 1050」。プラス15,800円でGTX 1060、プラス49,800円でGTX 1070にアップグレード可能。上位のグラフィックスボードに変更すれば、3Dゲームをより高画質で楽しめるようになる

  • 標準搭載されている電源は500W(80PLUS BRONZE)。800Wの電源も用意されているが、グラフィックスボードをアップグレードしても700Wの電源で十分事足りる

    標準搭載されている電源は500W(80PLUS BRONZE)。800Wの電源も用意されているが、グラフィックスボードをアップグレードしても700Wの電源で十分事足りる