今回は「MFC-J6983CDW」を主として紹介したが、基本的なスペックはそのままに、オフィスや店舗ごとの使い方や予算に合わせて、3機種のA3ビジネスインクジェット複合機が発売されている。ラインアップごとの特徴を確認しておこう。
MFC-J6983CDW
今回紹介している「MFC-J6983CDW」は、2段トレイと多目的トレイを搭載したA3対応モデル。頻繁に使う用紙を2つのトレイに割振れるため、必要に応じて用紙を使い分ける現場に向いているだろう。大きく見やすい3.7型カラータッチパネルを搭載しているのも強み。
MFC-J6583CDW
「MFC-J6583CDW」は、1段トレイと多目的トレイを採用し、液晶画面を2.7型カラータッチパネルを搭載したA3対応モデル。普段はA4のような1種類の用紙しか使用しないが、必要に応じてA3などを印刷する機会が発生するといった現場では、おススメとなるモデルだろう。
MFC-J5630CDW
「MFC-J5630CDW」は、1段トレイと多目的トレイを搭載しつつ、プリントが最大A3、スキャナーが最大A4までのモデル。スキャナーが最大A4までにして、省スペース性を重視したいならこちらのモデルで決まりだ。
小規模オフィスのニーズを抑えたA3複合機
ここまで「MFC-J6983CDW」をもとにブラザーのA3インクジェット複合機をチェックしてきた。その特徴からわかるのは、同社が小規模オフィスの現場に寄り添った設計をしているということだ。
「低コスト」「高速印刷」「高耐久」という3大ニーズを重視しているのはもちろんのこと、ビジネスシーンを意識したインク素材の選択や、利用シーンを想定したインク交換手順など、実際に使ったうえで「ここが改善されたら……」と感じる点にしっかりと対応している。
また、近年さらに増加傾向にある宅配物流を考慮し、配送伝票印刷という点にアプローチしてきたのも嬉しいポイント。送り状がうまく印刷されなかったり、設定に手間がかかったりする状況も減ることだろう。
ブラザーのインクジェット複合機には、前述したA3モデル3ラインアップの他にも、多数の製品が用意されている。大きさや対応用紙、トレイ数や印刷速度などを見比べて、ぜひ職場に合ったビジネスインクジェット複合機を選択してほしい。
[PR]提供:ブラザー販売