PCMark 10と3DMarkの結果は以下の通り。PCの総合力を判断するPCMark 10では、当然ながら高い数値が出ている。この結果からもうかがえるが、やはりIntel Core i9の実力は、マルチスレッド処理を高負荷状態で長時間行うような作業で、最も発揮されるはずだ。例えば、ゲーミングはもちろんだが、4K動画のエンコードや変換といった編集作業において、これまで以上の快適な操作環境を実現してくれるだろう。
NVIDIA GeForce RTX 2080 Tiに関しては、3DMarkの各テストにおいて、Graphicsスコアで高得点を出しているところに注目したい。DirectX 12のTime Spyのスコアが良好なのはある意味当然だが、DirectX 11世代用のFire Strikeでも、前世代GPUのSLI動作時に匹敵するようなスコアとなっている。これから発表されるゲームタイトルへの期待はもちろんだが、今まさに人気となっている各タイトルをプレイする際にも、パフォーマンスの向上が約束されているということだ。
もちろん実際にいくつかのゲームをプレイしてみたが、グラフィックス設定をウルトラクラスにしても、非常に滑らかに動いており、筆者の感覚では、向こう5年はこれで戦える程のパフォーマンスを感じさせてくれた。
現時点での最高峰といえるスペックを惜しげもなく導入している「MASTERPIECE i1640PA2-SP2」。執筆時の価格は359,800円(税別)だが、この金額に見合う、いや、それ以上の価値があると自信を持ってオススメできる仕上がりだ。PCゲームをとことん楽しみたい方や本気でプロを目指す方、あるいはストリーミング配信や動画編集をストレスなくこなしてい行きたいという方は、ぜひ本機をチェックしてみるといいだろう。
14px ※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | MASTERPIECE i1640PA2-SP2 |
CPU | Intel Core i9-9900K |
メモリ | 32GB PC4-21300 DDR4 |
M.2 SSD | 512GB Samsung PM981 (M.2規格/PCI Express ×4接続)/M.2シールド付属 |
HDD | 3TB |
チップセット | Intel Z370 チップセット |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti(11GB) |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.1×2(背面×2)、USB 3.0×6(背面×4、前面×2)、 USB 2.0×2(前面×2) |
サイズ | W215×D490×H501mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 359,800円(税別) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2018/11/16(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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