「LUV MACHINES AR410SN」を実際に操作してみると、本機の価格帯では考えられないような充実のパフォーマンスが体感できる。アプリケーションも軽快に動作し、高精細動画の再生なども快適だ。これなら、長期間使用するパソコンとして十分なスタートが切れるだろう。スペックバランスの確認のために、本機のWindowsエクスペリエンスインデックスとPCの総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 10」の結果を紹介しておくので参考にしていただきたい。
標準構成でも十分なパフォーマンスを得ることができるが、もし予算に余裕があれば、BTOを活用してストレージにSSDを追加してみるのもいいだろうと感じた。OSやアプリケーションの起動、大きなファイルの読み込みなどは圧倒的に速くなるので、さらに快適さが増すはずだ。参考までにレビュー執筆時(2018年5月)の追加価格は、M.2の256GB SSDで10,800円(税別)、6Gbps対応の120GB SSDで6,800円(税別)となっている。
また、メモリも標準では8GBメモリが1スロットとなっているが、これでも十分ではあるものの、デュアルチャネル動作させることでさらに、CPUとオンチップグラフィックス両方のパフォーマンスの向上が期待できる。そこで、こちらもBTOを活用して8GB×1枚から4GB×2枚のデュアルチャネルにすることも可能だ。こちらの現時点でのBTO価格は1,800円(税別)となっているので参考にしていただきたい。そのほか、光学ドライブやカードリーダーなども追加でき、液晶ディスプレイもお得にセットで購入することができるので、用途に応じてうまく組み合わせるといいだろう。
「LUV MACHINES AR410SN」の標準構成での価格は69,800円(税別)となっている。この価格で充実のパフォーマンスと高い拡張性が手に入るモデルはそう多くない。入手しやすく、将来にわたって長く使えるパソコンが欲しいと考えているユーザーに、ぜひオススメしたい製品といえる。
※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | LUV MACHINES AR410SN |
CPU | AMD Ryzen 5 2400G |
メモリ | 8GB PC4-19200 DDR4 |
HDD | 1TB Serial ATAIII |
チップセット | AMD B350 チップセット |
光学ドライブ | - |
グラフィックス | AMD Radeon Vega 11 グラフィックス |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.1 Type-A×2(背面×2)、USB 3.0×4(背面×4)、 USB 2.0×2(背面×2) |
サイズ | W170×D403×H360mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 69,800円(税別) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2018/5/22(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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