それでは、実際に「VC-500W」とスマホで「Color Label Editor」を使いつつ、カラーラベルをデザインして印刷するまでの手順を紹介していこう。

始めにGoogle Play、もしくはApp Storeからアプリ「Color Label Editor」をダウンロード。ウィザードに従って接続設定を行っておこう。接続方法は、スマホとVC-500Wを直接接続する「ワイヤレス Direct」を利用すると手っ取り早い。接続が終わったら、トップ画面から作成方法を選ぶか、デザインデータをダウンロードしよう。

  • アプリ 起動時

    アプリの初回起動時にはセットアップウィザードが表示される。ウィザードに従ってスマホとVC-500Wを接続しよう

  • アプリ トップ

    設定が終わると、アプリのトップ画面が表示される。新規で作るなら「新しいデザイン」を、すでにあるデータから作るなら「ライブラリ」を、デザインをダウンロードするなら「クリップアート」を選ぼう

  • アプリ デザイン

    「新しいデザイン」を選んだところ。まっさらなラベルが表示される。好きな素材や文章を組み合わせてラベルを作ろう

  • アプリ 追加

    「アート」を選んだところ。保存済みのデータからイラストを選択して追加可能。「写真」の場合はスマホ内のデータから追加できる

  • アプリ 文字

    「文字」や「アート」、「背景」などを組み合わせてサイズを調整したら完成

  • アプリ 印刷

    「印刷」を押してプリント画面に移行したら、印刷モードや印刷枚数の設定ができる。なお、作成データとラベルサイズが異なる場合は、そのまま印刷するかラベルに合わせるかを選択できる

  • アプリ ダウンロード

    「クリップアート」を選ぶと、アートや背景、フレームやフォントなどの個別素材、そして全体をパッケージにしたデザインがダウンロードできる

  • アプリ 素材

    シチュエーションごとに使える多くのデザインと、膨大な素材が用意されている

なお、より凝ったデザインをしたい方やラベルデータを共有したい方向けに、パソコンでラベルがデザインできるソフト「P-touch Editor」も用意されている。パソコンとの接続は、USBケーブル、ワイヤレスDirect、もしくは無線LAN接続(インフラストラクチャモード)となる。店舗やオフィスで、デザインの統一されたラベルを大量に使用するのであれば、「P-touch Editor」を利用することで柔軟な対応が可能となる。

  • P-touch Editor

    パソコン用の作成ソフト「P-touch Editor」。より細かいデザインが作成できるほか、企業で利用する際に便利な機能が搭載されている

ラベルライターに新しい使い方を提供する新ジャンルの製品

これまでラベルプリンターといえば、少ない色数で文字や線を描くものだった。また色を変えようとすると別のカートリッジを用意しなくてはならず、気軽に様々な色を使えるものではなかった。そんななか、P-touch Colorは1つのカートリッジでフルカラー印刷に対応。これまでは難しかったカラーイラストやカラー写真までもカンタンにラベル化できるようになった。

よりカラフルでオシャレなラベルを作れるだけでなく、使い方次第で利便性も大幅にアップする「VC-500W」。小さいボディとスマホだけで使える手軽さも魅力。仕事や家庭で使えるラベルプリンターをお探しならなら、ぜひチェックしておきたい1台だ。フルカラーラベルプリンターという新しいジャンルは、新たなラベルの活用法を提供してくれるだろう。

  • ピータッチカラー


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