CPUパワーをフル発揮させるために必要なものとは
――DAIV-NG7500を数ヶ月間使って、率直な感想はいかがでしょうか?
システム全体として「速くて快適」なことが何よりも気に入りました。ノートPCなのにこれだけの速さが使えることは非常に便利です。屋外での使用はもちろん、例えば家にはデスクトップPCもありますが、気分転換にこのパソコンをリビングに持ち込んで仕事をすることさえ可能です。仕事場にこもることが減り、家族との時間も増えたような気がします。
――それはとてもいいことですね。そのほかに気に入った点はありますか?
インタフェースが充実していること。特に、Thunderbolt3と共用のUSB3.1ポートを搭載している点が便利です。仕事場では、ストレージとしてG-Technology「G-SPEED Shuttle XL with Thunderbolt 3」をつないで使っています。8台のHDDを組み込んだRAID機器で合計容量は64TB。Thunderbolt 3で接続することで、NVMe SSDには及びませんが、通常のSSDを超える速度が出ています。
さらに230Wの大きなACアダプタを採用している点もポイントです。他社のノートPCの場合、外観のスタイリッシュさを重視するあまりに、電源ユニットが小さすぎてワット数が足りていないモデルがあります。どんなに高性能なCPUを積んでも、電力が不足してしまえばCPU本来のフルパワーは発揮できません。
「DAIV-NG7500」の場合、リソースモニターを見ると、CPUのパワーを常に有効利用できていることを確認できます。しかも放熱設計もきちんとできている。そうした細かい部分への配慮も「DAIV」シリーズをおすすめできる理由のひとつです。
――諏訪さんはMacとWindowsの両方を使っているということですが、OSへのこだわりはありますか?
もともとWindowsの前身であるMS-DOSの時代からパソコンを使っていますが、ある時期まではMacintoshが気に入っていました。OSのデザインやフォントに美しさを感じたからです。ただ現在は、Windows 10になってスタイリッシュになってきていますし、美しいフォントも選択できます。またPhotoshopなどの主要なアプリケーションも両対応になっていますので、今は特にOSにこだわる必要は感じていません。
友人や知人のカメラマン、あるいは私が講師を務めるセミナーの受講者や学生の中には、何を買っていいのかよく分からないから、とりあえずMacなら安心できそう、といった理由で選んでいる人がいます。そんな人にも、選択肢ひとつとして「DAIV」シリーズを積極的に推奨できます。
――ちなみになんですが、反対にマウスコンピューターさんに何か要望などあったりしますでしょうか?
そうですねー、個人的には、キーボードにはテンキーが入らないほうが好みなので、テンキー無しのものがオプションであるといいなと思いました。あとは、このパワーを維持して更にサイズの小さいものがあると嬉しいですね(笑)。(これにインタビューに同席していたマウスコンピューターの担当者が、苦笑いしながら「頑張ります!」と返答)
――では最後に、パソコン購入に悩んでいる人や「DAIV」の購入を検討している人に、どんなモデルやカスタマイズをおすすめできますか? アドバイスをお願いします。
DAIVブランドの製品であれば、どのモデルでも画像を扱う上で十分に対応可能な性能はあると思います。その上で使える予算に応じた、グレードの高いCPUとスピードの速いSSDを選ぶこと。メモリは最低16GB、できれば32GBが欲しいところです。
アドバイスとしては、メモリやストレージを後から追加することも可能ですが、できる限り頑張って最初から自分が求めるスペックを組むことをおすすめします。実際に買ってしまうと、後からの追加は意外と面倒ですから。DAIVシリーズは、たとえ無理をして買ってもそれに見合った価値が味わえるパソコンだと思います。
――諏訪さん、本日はありがとうございました。
※ここで紹介した各パーツは、2018年1月9日(記事作成日)現在の情報です。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
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