ゲームマシンとしても超実力派

AMDによる最強CPUとGPUの組み合わせを実感するには、やはりゲームを試してみるのが一番。となれば、あのバトルロイヤルゲームでどれぐらいの実力があるかチェックしてみよう。では失礼して、サクっとインストール。テストサーバでフレームレートをチェック……。お分かりかと思うが、このゲームのフレームレートはリアルタイムで確認するタイプとなる。なので、実際にプレイしつつ体感していくしかない。ということで、仕事なので"仕方なく"ゲームの中へ……

ゲームのグラフィックセッティングは"これでもか"というオールUltraで統一。個人的な自宅マシンでは絶対に試せないので、本来どんな世界観を表現しているか個人的にも興味があるところ。分からない人は「なんだか知らないけど、すごく負荷のかかるセッティング」と感じていただければ結構だ。

おっと、ゲームが始まった。早速、大型輸送機から地上へダイブ。散り散りに開くパラシュートは全部敵。はるか上空でも地表の細部が分かるので、「あぁ、また着地点を間違えた」という言い訳はできない。着地完了。フレームレートは100FPS前後を行ったり来たりなので、ハイクオリティセッティングでもプレイになんの問題もない、というか非常に美しくグラフィックを描画している。個人的な環境では常に60FPSを切らないようにとセッティングを詰めているのだが、そんな苦労はみじんも必要ないオールUltraでグリグリ動くグラフィック周りのパワーには恐れ入る。

あ、敵。まだこちらには気づいてないぜ。トリガー絞って、ハイ、ワンキル。飛び散る血しぶきがとってもキレイ(ゲームの話ですよ)。ここでオートモービルに乗ってみる。山、谷、海、市街地、どこを走っても当たり前のように描画される。フレームレートは同じく100FPS前後で時折80FPS台になるが、それ以下に落ちることはない。これはすごい。

このプレイで何位だったかはあえて触れないでおくが、すべての描画やエフェクトがオンの状態でも処理落ちがまったくないことから、数値よりも体感的には非常に滑らかな世界観に感動すら覚えるほど。このゲームは負荷の高いことで知られていただけに、この環境があればもっと戦いは楽になるのになぁ、としみじみ思ったりもする。

ちなみにWindowsエクスペリエインスインデックスおよびCPU-Z、GPU-Zの結果を掲載しておくので、参考にしていただきたい。一言付け加えると、数値で比較するよりも体感したほうが、このマシンのエクストリームっぷりはよく理解できると思うぞ!

  • CPU-Z(CPU)

  • CPU-Z(Mainboard)

  • CPU-Z(Bench)

  • GPU-Z(Graphics Card)

  • GPU-Z(Sensors)※平常時

  • GPU-Z(Sensors)※ゲーム直後

  • Windowsエクスペリエンスインデックス

「最強ゲーミングPC」への価値ある投資

駆け足だったが、エクストリーム・ゲームパソコン「LEVEL∞ F-Class」のRyzen Threadripper+Radeon RX Vega搭載モデルのレビューをお届けした。類まれなるパフォーマンスは、ぜひ多くのプレイヤーに体験していただきたいところ。

現状で試用機のスペックをBTOすると、414,980円(税別)となる。もちろん、決して安い価格ではないが、ハイパフォーマンスを手に入れる対価としては非常に価値ある投資だと自信を持って宣言しておきたい。「あと少し」「あの一発」「あれを避けていれば」という刹那を感じるプレイヤーはぜひ、本モデルをチェックしていただきたい。きっと今の環境とはまったく別の世界が広がるはずだ。

  • 最新ゲームで勝ち残るにはスペックにもこだわったほうがいい。これは「勝てる」マシンだ!!!

基本スペック
メーカー パソコン工房
型番 LEVEL-FA39-LCRT5X-VSVI
CPU AMD Ryzen Threadripper 1950X
メモリ 64GB DDR4-2400 DIMM (PC4-19200)
SSD 250GB(NVMe M.2)
HDD 2TB
チップセット AMD X399
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス Radeon RX Vega 64
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビットLAN、追加無線LANユニット
サイズ 幅235mm×奥行520mm×高さ550mm ※最大突起物除く
ディスプレイ
価格 414,980円(税別)

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

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