ノートPCとしては規格外のパフォーマンスを発揮!

さて最後にベンチマークのスコアを見てみよう。今回は総合ベンチマーク「PCMark 8 v2.7.613」、CPU/GPUベンチマーク「CINEBENCH R15」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 5.2.1」を実施した。

PCMark 8 v2.7.613
Home Accelerated 3.0 4184
Creative Accelerated 3.0 5340
Work Accelerated 2.0 5373
CrystalDiskMark 5.2.1
Q32T1 シーケンシャルリード 563.483 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 339.588 MB/s
4K Q32TI ランダムリード 332.783 MB/s
4K Q32TI ランダムライト 128.274 MB/s
シーケンシャルリード 533.380 MB/s
シーケンシャルライト 341.358 MB/s
4K ランダムリード 25.855 MB/s
4K ランダムライト 85.088 MB/s

まず、とにかく圧倒的なのが「PCMark 8 v2.7.613」のスコア。Homeで4000超え、CreativeとWorkで5000超えのスコアは、まさにデスクトップPCクラス。ちなみにハイエンドノートPC向けCPU「Core i7-7700HQ」を搭載するマウスコンピューターの「MB-K685BN1」のスコアがHomeは3383、Creativeは3947、Workが4308で、これでも高い性能を持っているのだが、デスクトップPCのCPUを搭載する「m-Book P500X1-M2SH2」が、いかに規格外のパフォーマンスを備えているかわかるはずだ。

ストレージの速度はM.2 SerialATAIII接続のSSDとしては標準的なスコアだ。マウスコンピューターの製品公式サイトには、M.2 PCI Express x4接続のSSDを搭載したモデルが、Q32T1 シーケンシャルリードで3330MB/sのスコアを記録したと掲載されている。

「m-Book P500X1-M2SH2」もプラス4,800円でM.2 PCI Express x4接続のSSDにアップグレードできるので、予算に余裕があればぜひオススメしたい。OSの体感速度、アプリケーションの起動、データの連続読み込みなどなど、さまざまな状況でその恩恵を受けられる。

マウスコンピューターの製品公式サイトより、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 5.2.1」のスコアを転載。プラス4800円で約5.9倍のスピードを備えたM.2 PCI Express x4接続のSSDにアップグレードできるのだから、費用対効果はバツグンだ

クリエイティブ系アプリや最新3Dゲームを軽々動作させるハイスペックノートPC

デスクトップPCのCPU「Core i7-7700」を搭載し、外部グラフィックスに「NVIDIA GeForce GTX 1050(4GB)」を搭載した「m-Book P500X1-M2SH2」は、日常的な用途はもちろんのこと、クリエイティブ系アプリケーションや最新3Dゲームなど、さまざまな用途に活躍してくれる。

もちろん重量的に、モバイル用途には推奨できない。しかし、外出先ではスマホやタブレットで事足りているのであれば、オフィスや自宅で利用するマシンには本製品のようなハイスペックノートPCを検討してみてはいかがだろうか。

「NVIDIA GeForce GTX 1050」は、従来の外部グラフィックスよりも大幅なパフォーマンスアップを果たしている。3Dゲームなどではよりリッチなエフェクトで映像を楽しめるわけだ

Adobe Creative CloudのPremiereやLightroomでは、演算処理に外部グラフィックスを利用できる。4K動画のエンコード時などに効果大だ

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 m-Book P500X1-M2SH2
ディスプレイ 15.6型フルHDノングレア液晶(1920×1080)
CPU Intel Core i7-7700
メモリ 16GB PC4-19200 DDR4 SO-DIMM
M.2 SSD 256GB SerialATAIII
HDD 1TB SerialATAII
チップセット Intel H170 チップセット
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1050
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN×1、
IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×3(左側面×2、右側面×1)、USB 2.0×1(右側面)
サイズ W375×D257×H31.5~35.3mm(折り畳み時)
重量 約2.6kg
バッテリー駆動時間 約7.2時間
価格 139,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2017/8/17(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/MB-P500X1-M2SH2

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