ミニタワー型ながら大型グラフィックスカードを搭載可能
改めてにはなるが、LUV MACHINES AGシリーズはマイクロATXフォームファクターを採用したミニタワー型デスクトップPC。W170×D403×H360mm /約7.7kgとコンパクトな筐体だが、拡張性が高く大型グラフィックスカードを装着可能だ。
直販サイトから購入する際には、CPU、CPUグリス、メモリ(8/16/32/64GB)、M.2 SSD(なし/256/512GB/1TB)、SSD(240/480/512GB)、HDD(1/2/3/4TB)、グラフィックスカード(NVIDIA GeForce GTX 1050/1060/1070/1080)、光学ドライブ、カードリーダー、ケース、電源などをカスタマイズしたり、周辺機器を同時に購入できるなど豊富なオプションを用意する。予算に余裕があるなら、あとからリプレースするのが面倒なケースや電源をアップグレードしておくのもよい。
インタフェースには、USB 3.1 Type-A×2、USB 3.0 Type-A×4、USB 2.0×2、グラフィックスカード(DVI-D×1、DisplayPort×1、HDMI×1)、マザーボード(DVI-D×1、D-sub×1 ※グラフィクスカード装着時は無効)、ギガビットイーサネット(1000Base-T/100Base-TX/10Base-T対応【RJ-45】)、ラインイン、ラインアウト、ヘッドフォン(前面×1)、マイク入力(モノラル前面×1/背面×1)、PS/2マウス用端子、PS/2キーボード用端子が用意されている。
一般的な用途には十分な拡張性を備えているが、前面に用意されているUSB端子がUSB 2.0である点に注意。デジカメで撮影した写真をメモリカード経由で大量に取り込む機会が多いなら、カスタマイズで「[ USB3.0 接続 ] 増設用マルチカードリーダー」(プラス2,800円)を選択することを強くオススメする。
将来的にハイパフォーマンスなグラフィクスカードに交換する可能性があるなら、よりエアフローの効率がいい「メッシュパネル採用ミニタワーケース」(プラス5,900円)と、最大耐久電力が大きい「700W電源」(プラス4,800円)を選んでおこう。メモリやストレージの増設は比較的容易だが、ケースと電源の交換は難易度がかなり高い |
パッケージには本体以外に、USB日本語キーボード(102キー)、USB光学式スクロールマウス、電源ケーブル、DVI-HDMI変換アダプタ、製品仕様書、ファーストステップガイド、サポートマニュアル、U-NEXTキャンペーンガイドが含まれている。ディスプレイさえあれば、すぐに使い始められる仕様だ |
2つの5インチドライブベイの下には3.5インチドライブベイがあり、ワンタッチで開閉が可能。カスタマイズで「増設用マルチカードリーダー」を選択すると、この3.5インチドライブベイに搭載される |
本体背面には大型の92mmファンが取り付けられており、前面および側面からの吸気を効率よく背面に排気してくれる |