6万円台(税別)の「N1501K-520/T」の性能とは?
最後に、各種ベンチマークテストにて「N1501K-520/T」の実力を測っていきたい。まずは「WIN SCORE SHARE」を利用してのWindows エクスペリエンス インデックススコアを見てみよう。CPU内蔵グラフィックスを使用しているため、グラフィックスこそそこそこだが、プロセッサとメモリはそれぞれ"7.4"、"7.7"と、不満のない数値だ。またプライマリディスクは"8.2"と、SSDでも高めのスコアが確認できる。
「CINEBENCH R15」によるテストでは、ハイパースレッティングが功を奏しているのか、CPUの値が"289 cb"となかなかの結果。やはりOpenGLは伸び悩むが、3Dグラフィックスを処理するような用途で本機を選択する方は少ないだろう。
「CINEBENCH R15」によるベンチマーク結果 |
PCの総合的なパフォーマンスを測るFuturemark「PCMark 8」のHome acceleratedは、"3148"。メインとなるであろうウェブブラウジングなどの操作において、安定した動作が期待できそうだ。同Futuremarkの「3DMark」はCPU内蔵グラフィックスなりのスコアだ。Fire Strikeにおけるグラフィックステストは"805"、Sky Diverで"3543"といったところで、最新のゲームはきびしいが、軽めのゲームなら対応できそうだ。
動作が軽めの3Dゲームである「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」で、実ゲームのベンチも試してみよう。設定は最高品質で行った。1920×1080ドットで"普通"、1280×720ドットで"快適"評価を得ることができたので、設定を調整すれば日常的なコンテンツであれば対応できそうだ。
最初の一台やサブ機に良しな高コスパ・スタンダードノート
「N1501K-520/T」は、Core i5-6200U、8GBのメモリ、240GBのSSDに加え、昨今では採用の減ったDVDスーパーマルチドライブを搭載した15.6型ノートPCだ。まさに"中庸"という言葉が似あう一台だが、安価なAtomやCeleronを搭載したPCとは一線を画す、このスペックが6万円台(税別)で手に入ることが最大の魅力といえるだろう。
別途GPUなどを搭載していない分、3Dグラフィックス処理能力は平凡だが、逆に消費電力は低めでACアダプタも小さく、取り回しがしやすい点がメリット。日常的な作業において、家庭用としてもオフィス用としても不満なく利用することができるPCが、この価格に設定されているのはうれしい。PCに触れてみたい方の最初の一台として大いに活躍してくれるほか、PCに慣れた人のサブ機として心強い存在になるはずだ。
(マイナビニュース広告企画:提供 Project White)
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