本体に搭載されたインターフェースをチェック
続いて「N1501K-520/T」のディテールを確認していきたい。左側面には、電源ポート、ギガビットLAN、D-sub出力、HDMI出力、USB 3.0×2を搭載。マルチディスプレイにも対応している。右側面には、ケンジントンロックポート、DVDスーパーマルチドライブ、USB 2.0×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を搭載。さらに本体前面、LEDインジケータ付近にはSD/MMC/MSなどに対応したマルチカードリーダーも備えている。また、液晶ディスプレイ上部にはWebカメラ、無線ネットワークとしてIEEE802.11 ac/a/b/g/nに対応した無線LANとBluetooth 4.2を内蔵している。
左側面には電源ポート、ギガビットLAN、VGA出力、HDMI出力、USB 3.0×2を備える |
右側面にはケンジントンロックポート、DVDスーパーマルチドライブ、USB 2.0×2、ヘッドフォン出力、マイク入力を装備 |
奇をてらわない正統派テンキー付きキーボード
キーボードには、15.6型というサイズを活かしてテンキーも搭載。表計算ソフトなどでの数値の連続入力にも強い。特別な機構こそないものの、Enterキー周辺の一部を除いて配列にもそれほどクセがなく、ミスタッチの心配なく利用することができそうだ。タッチパッドはパームレストと一体成型されており、感触もパームレストの延長。クリックボタンは左右独立したキーを採用しており、しっかりとした押下を行える。
空間に余裕のある内部にはM.2の空きスロットも
底面にあるネジをすべて外すことで内部にアクセスが可能。内部の空間は底面から見て右側にマザーボード、左側にストレージや光学ドライブが配置されている。全体的にスペースに余裕のある設計で、自分で拡張を行いたい方もすぐに対応できるが、13本のネジとツメで裏蓋が固定されているのでパーツの増設や交換は購入店に相談したほうが賢明だろう。メモリと無線モジュールの間にはSSDと刻印されたM.2の空きスロットも確認できるので、ストレージの追加も可能だ。検討される方は、こちらも購入店に相談してみてはいかがだろうか。
左にはSSDやストレージを搭載。構造が簡単なため、知識のあるユーザーは自己責任のもとで換装も可能だろう |
右側にはCPUやメモリ、無線モジュールなどが確認できる。M.2スロットに空きがあるため、追加もできそうだ |
プリインストールソフトは必要最小限
完成品とはいえど、もともとBTO-PCだけあって、プリインストールソフトは必要最小限。代表的なソフトは、DVDスーパーマルチドライブ用のサイバーリンク社のソフト3本だ。DVDビデオなどメディアファイルを再生する「PowerDVD 12」、音楽や動画、写真、バックアップデータなどをDVDに書き込める「Power2Go 8」、写真やビデオを整理・閲覧できる「MediaShow 6」が付属する。このほか、セキュリティ対策ソフトとして、「カスペルスキー インターネットセキュリティ」もインストール済みだ。