MateBookで作業効率大幅アップ
――お仕事でもMateBookを活用されているようですが、実際に使ってみていかがですか?
伊藤さん: イラストレーターの作業はとても地味です。何日も家に篭ることもありますが、MateBookを使い始めてからそれが変わりました。
絵を描く人ならわかると思いますが「気分が乗る時」と「そうじゃない時」ってあるんです。MateBookはすっごく軽いし、カバンにポンと入れて外に出ればどこでも作業ができるので、普段から持ち歩いて公園とかカフェとか、気持ちよく描ける場所で作業をすれば家にいるだけの時よりグッと作業効率があがったりします。このおかげで行動範囲がとても広がりました。
バッテリの持ちもすごくいいですしね。データはDropboxで共有して作業していることもあってレイヤーをたくさん重ねたPhotoshopの連続使用でも3から4時間は軽く持ちますね。出かける前にフル充電していけば困ることはまずないですし、「MatePen」も毎日使っても1カ月持つので充電の手間を感じることはほとんどありません。
昔は紙に下書きしてからそれをデータで取り込み、それをなぞって本書き、という制作手順だったのですが、「MatePen」は筆圧も再現できるので、今はもうPhotoshopで書くのが鉛筆とほぼ一緒の感覚です。下書きも楽にこなせるので、今ではほぼMateBookで作成しています。
「MatePen」。充電はmicroUSBで行う。2048段階の筆圧検知を自在に使いこなそう。レーザーポインタや、スライド送り/戻しボタンを搭載しているため、プレゼンテーションなどのビジネスシーンにも活用できそうだ |
これまでペンタブレットしか使ったことがありませんでしたが、「液晶にダイレクトに描ける」というのも衝撃的でした。描き上がったらそのままクライアントへラフのチェックをメールで送れますし、もちろんPCなので資料を調べたり、WordやExcelも開けるのも便利です。