プロのイラスト制作にも通用するノートPC
平尾氏から高評価を受けたツクモのノートPC「eX.computer N1543J-510/T」。最後に、本機がどのようなユーザーに薦められるか、素直な意見を聞いてみよう。
──「N1543J-510/T」は、プロのイラスト制作で通用する製品でしょうか?
平尾氏:「N1543J-510/T」は、アマチュアの方はもちろん、プロの仕事でも十分に使えるスペックを備えています。ただし、標準構成ではメモリが足りないので、こちらは増設することになるかと思います。さらにSSDを増設すると、もう文句のつけようがないでしょう。
BTOカスタマイズで追加してもいいですし、構造に理解のある方なら自分で増設してもいいと思います。ネジを数点外せば簡単に内部にアクセスできますので、必要に応じて追加できますね。このようなPCが89,800円から購入できるのですから、コストパフォーマンスは最高です。
──「N1543J-510/T」は、どのようなユーザーに薦められますか?
平尾氏:これからCLIP STUDIO PAINT用にPCを購入したいという方は、検討に値するPCです。これ1台で、しっかりと漫画やイラストを制作することができますよ。私がマイナビベアの執筆を始めたときは、これよりももっとスペックの低い環境で描いていました。
もちろん、イラストを描く人だけでなく、それほど重くないゲームを遊ばれる方、動画を鑑賞される方にもおすすめできる製品だと思います。
PC環境を考え直すきっかけに
平尾氏:今回はPCの環境を考えなおすいい機会になりました。最近、仕事場のコンパクト化を目指しているので、「次はデスクトップからノートに戻るのもいいなー!」と、本気で考えてしまいました。バッテリーで動くノートPCは、停電などのトラブルに強く、電気代もお得になりますしね。それに、15.6型のノートPCと液晶ペンタブレットの組み合わせなら、いざというときに持ち歩きもできそうです(笑)。
──詳しいレビューをいただき、まことにありがとうございました。
平尾氏:こちらこそ、良い経験をさせていただきました。レビュー面白かったー! ゲーミングノートが盛んになってくれたおかげか、近頃はノングレア液晶の選択肢も増えてきて、漫画、イラスト仕事にも恩恵があって嬉しいです。良い時代になってきましたね。ありがとうございました!
平尾リョウ
香川県出身。ゲーム会社でキャラクターデザインや演出を担当後、独立。漫画連載の他、イラスト、キャラクターデザインなど多方面で活動している。2016年9月現在、月刊ヒーローズにて「放課後カタストロフィ」を連載中。キャラクターデザインとしてスマホRPG「彗星のアルナディア」、3DS「レジェンドオブレガシー」、マイナビニュース/賃貸のマスコットキャラクター「マイナビベア」などがある。LINEスタンプ「くまにっぽうのベア」も一部で話題。うどん好き。三ツ矢サイダー好き。詳しい情報はWebページ「RASPBERRY AND ROCKETS」にて。
☆今回レビューに協力してくれた平尾氏が描いた作品、
滅亡系ドタバタコメディ『放課後カタストロフィ』全3巻が発売中!
記事内で、9/5に発売された最新の単行本『放課後カタストロフィ』第3巻の漫画データをサンプルとして使用。30ページ以上ある、実際に印刷で使われるサイズのデータだったが、自宅のメインPCと同様、まったく問題なく作業を進めることができた。このPCならこれくらいの漫画が描けるんだということで、参考にぜひ、単行本もお手にとってみてはいかがだろうか。
発売:小学館クリエイティブ 発行:ヒーローズ
(マイナビニュース広告企画:提供 Project White)
[PR]提供:ツクモ