それでは、GeForce GTX 1070を搭載したゲーミングPCの実力を、ベンチマークテストで見ていこう。「WIN SCORE SHARE」でのWindows 10のエクスペリエンス インデックス スコアは、全項目が余裕で"8"を超える。注目はやはりグラフィックスのスコアで"8.8"と非常に高い。またCPUのスコアも"8.5"と優秀だ。

「WIN SCORE SHARE」にて計測したWindows10のエクスペリエンス インデックス スコア

CPUの確かな処理能力は、「CINEBENCH R15」でも確認できる。CPUの値は843 cbとなり、さらにSingle Coreのスコアも優秀なのが特徴的だ。ストレージとして採用されているSSDも全体をしっかりと支えており、「CrystalDiskMark 5.1.2」で確認すると、その確かな速度が見て取れる。

「CINEBENCH R15」のベンチマーク結果

「CrystalDiskMark 5.1.2」で計測したSSDの速度

PCの総合的なスコアを測る「PCMark 8」でも、ウィークポイントのないその処理能力がわかる。Home accelerated 3.0では"5059"というスコアを見せており、基礎性能の高さには信頼がおけそうだ。さらに「3DMark」の「Fire Strike」3種類では、本機が真骨頂を発揮する。「Fire Strike v1.1」のスコアは、"14717"。「Fire Strike Extreme v1.1」も"7737"と優秀だ。「Fire Strike Ultra」でも"4161"を達成しており、旧世代のフラッグシップと肩を並べることができる。

「PCMark 8」Home accelerated 3.0のベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strikeのベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Extremeのベンチマーク結果

「3DMark」Fire Strike Ultraのベンチマーク結果

「GeForce GTX 1070」の処理能力を3Dゲームで確認

最後に3Dゲームのベンチマーク結果を見ていこう。まずは映画化もされた人気サバイバルアクションの最新作「Rise of the Tomb Raider」から。ゲーム内から試すことができるベンチマークでは、DirectX 12を有効にし、規定プロファイルを"最高"にして測定した。2016年現在、最高クラスの処理能力が要求される本タイトルだが、1920×1080ドットでは108.10FPSもの総合スコアを実現することができた。2560×1440ドットでも71.28FPSと、余裕で60FPSを超える。3840×2160ドットでは37.48FPSと落ち込みが見えるため、2560×1440ドットでプレイするのがオススメだ。

「Rise of the Tomb Raider」ベンチマーク中の画面

「Rise of the Tomb Raider」ベンチマークの結果

国産MMOの定番タイトル「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」では、設定をDirectX 11、最高品質にしてテスト。2560×1440ドットまでは"非常に快適"をしっかりとキープしてくれた。3840×2160ドットでも"とても快適"と、プレイは十分可能だ。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」DirectX 11/最高品質、2560×1440ドットのスコア

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果

今年で30周年ということで話題の絶えない「ドラゴンクエスト」シリーズのオンラインタイトル「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」では、3840×2160ドットでも"すごく快適"と余裕の動作を見せる。4Kディスプレイをお持ちの方は、ぜひ試してみてほしい。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」最高品質、3840×2160ドットのスコア

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」の結果

2016年度ゲーミング環境の本命か!?

NEXTGEAR i650GA7」は、アッパーミドルながらも前世代のフラッグシップGPUと肩を並べる処理能力を実現した「GeForce GTX 1070」を搭載したゲーミングデスクトップPCだ。近年グラフィックスカードの価格は高騰傾向にあり、「GeForce GTX 1080」は単体の価格が10万円前後と、おいそれと手が出るものではない。また「GeForce GTX 1080」を選択しても、4K環境でゲームを遊ぶにはまだまだ処理能力が足りない。ならば、2560×1440ドットという環境で現実的に十分な高性能を発揮する「GeForce GTX 1070」は、現時点でのベストチョイスといってもいいだろう。2560×1440ドットでの快適なゲーミング環境や、現時点でのVR環境をお探しの方には、「NEXTGEAR i650GA7」をイチオシしておきたい。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 NEXTGEAR i650GA7
CPU インテル Core i7-6700K
メモリ 16GB PC4-17000 DDR4
SSD 240GB Serial ATAIII
チップセット インテル Z170 Express
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1070
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB 3.0×6(前面×2、背面×4)、USB 2.0×4(前面×2、背面×2)
サイズ 【フロントパネル着脱前】W190×D543×H450mm
【フロントパネル着脱後】W190×D470×H450mm
ディスプレイ
価格 179,800円(税別)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2016/7/20(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

マウスコンピューター/G-Tune

(マイナビニュース広告企画:提供 マウスコンピューター)

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